本の覚書

本と語学のはなし

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

11月

3分の2は無為の日々。下旬にようやく復活。 仕事に生活の質が大きく左右されるのも、あと4か月! 【語学】 ◆復活以降も捗っているとは言いがたい。肝心の英語が今ひとつ。 ◆レヴィナスとカントはまあ順調。プラトンとスピノザは4月以降も後回しになるか…

★安西徹雄『英語の発想』(ちくま学芸文庫) ★柴田元幸『翻訳教室』(新書館) ★西村信勝ほか『基礎からわかる金融英語の意味と読み方』(日興企画) ★友野典男『行動経済学 経済は「感情」で動いている』(光文社新書) ★松尾健治『図解 最新版「為替」のカ…

『哲学塾 「死」を哲学する』

●中島義道『哲学塾 「死」を哲学する』(岩波書店) 《私の死とは、私がこれまで習得してきた言葉の境界を越えることです。とはいえ、私の側からは完全な無ですが、境界の向こうに位置する死の側からの言葉があるなら、その言葉は私の死を語ることができるの…

人間ドック

人間ドックに行ってきた。 昨年から5キロ体重が落ちていたとは知らなかった。特別なダイエットはしていない。ここ数年の体重を考えれば、昨年が異常だったのだ。フランスに2週間滞在し、その間毎日よく食べた。というより、食べさせられた。私が帰るとき、…

のちほど

引っ越そうと考えたのは一瞬であった。 経済的なリスクはかなり大きいし、新しいことが重なりすぎる。住む場所を探し、家具を探し、アルバイトを探し、翻訳学校を探している内に、勉強が疎かになるだろう。 私はもともと独学タイプで、学校には金輪際通うこ…

雲の写真を撮り続けていた。 学生寮のような安宿で生活していた。 フェリーに乗る前、雲にレンズを向けると、そこに映ったのは雲から眺めた、地図のような海岸線であった。 そういう夢。

駄文

毎日同じような写真を撮っていて飽きないかと思う人もいるだろう。おそらく誰も共鳴してはくれないだろうけど、私は毎日同じような写真を見ては、まるで恋でもしたかのように胸がキュンと痛むのである。 だが、いいことばかりでもない。写真を載せるためには…

ZZZ...

よく寝た3連休。 今何が欲しいかと言って、一度は買わないことに決めたリクライニング・チェアが欲しい。

『Ally McBeal Fourth Season vol.2』

第4シーズン終了。とうとうラリーは去る。 あまり調子が良くなくて、今日は『アリー』ばかり見ていた。アリー my Love フォース・シーズン DVD-BOX vol.2発売日: 2002/10/25メディア: DVD

『女警部ジュリー・レスコー 噂』

『ジュリー・レスコー』シリーズは、決して精巧に作られたドラマではないけれど、実にフランス的な感じがして好きだ。おしゃれなのではない。 主人公のレスコーは2人の女の子の母親。弁護士の元夫と離婚して、現在は独身。 部下のトレモワは、今回16年前に…

『事典 哲学の木』

◎永井均・中島義道ほか『事典 哲学の木』(講談社) 遅まきながら購入すべきか否か検討するために、図書館で借りる。 事典ではあるけれども、項目は少なく、解説は長い。というのも、単なる説明に終わることなく、見出し語を使って実際に哲学して見せること…

本・モバイルスピーカー

★中島義道『「私」の秘密 哲学的自我論への誘い』(講談社選書メチエ) ★宮脇孝雄『翻訳の基本 原文どおり日本語に』(研究社) ★吉見俊彦『伝説の証券マンが教える本当のチャート入門』(SoftBank Creative) ★松尾健治『図解「為替」のカラクリ 賢く殖やす…

カテゴリー表と運用ルール

カテゴリーといってもアリストテレスのことではない。 【カテゴリー表】 ◇Ⅰ類(形式) [本] [DVD] [購入] [振り返る] [一年の計] [φ] ◇Ⅱ類(内容) [翻訳] [経済] [哲学] [仏教] [文学] [環境] [旅行] [φ] 【運用ルール】 ①基本はⅠ類+Ⅱ類。 ∴哲学の本を読ん…

カテゴリー

カテゴリーといってもカントのことではない。 ブログのカテゴリーの運用をじゃっかん変えることにした。一番の変化は、[雑記]を廃止して無カテゴリーにしたこと、1記事に対して複数のカテゴリーを割り当てることも可としたこと(例えば、哲学の本を読んだと…

『Kritik der praktischen Vernunft』1.1.1.§7

Handle so, daß die Maxime deines Willens jederzeit zugleich als Prinzip einer allgemeinen Gesetzgebung gelten könne. (Kant) 汝の意志の格率が、つねに同時に普遍的立法の原理として妥当することができるように行為せよ。(宇都宮訳) あまりに有名な…

★大谷哲夫『道元「永平広録・頌古」全訳注』(講談社学術文庫) ★サルトル『存在と無 現象学的存在論の試みⅠ』(松浪信三郎訳,ちくま学芸文庫) 『永平広録・頌古』は、「永平広録」の第九巻を取り出したもの。*1私は春秋社の現代語訳全集*2を集めているが…

三歩翻訳研究室

有給を使って、復活。すっかり退職モードに切り替わった。 新聞を丹念に読む。これまでも読むべきだったのだが、疲れていると見出しを眺める程度で終わることが多い。今後は生命線になる。3月からは「日経ヴェリタス」の購読も始めよう。 運動不足の解消に…

『レヴィナス 無起源からの思考』

●斎藤慶典『レヴィナス 無起源からの思考』(講談社選書メチエ) 久し振りの読了本。ブログタイトルに偽りありと言われても仕方ない。*1 あまりに長いこと放っておいた本なので、感想らしいことは書けない。そこで、傍線を引いたところから、幾つかを抜書き…

散髪

ようやく髪を切った。 同級生のところではない。普段行くのは、1つ下の学年の女性の店。子供の頃から通っている。 高校時代は道路を挟んで向かい側の店に鞍替えし、東京から戻っても行きつけにしていたのだが、10年くらい前に店を移転した。試しに同級生の…

研修

研修で近くの市に出かける。 今さら研修を受けられる身分ではないのだが、無料だし、人数合わせの意味合いが濃いものでもあるし(つまり、動員である)、私が行ってきた。 社会教育というのは私の柄じゃないなぁ、と改めて感じる。教育とか福祉とかの現場に…

★中島義道『双書哲学塾 「死」を哲学する』(岩波書店) ★永井均『双書哲学塾 なぜ意識は実在しないのか』(岩波書店) 恥ずかしながら、まだ復活の時は訪れず、無為の日々を過ごしている。やはり、まずは哲学を読まなくてはいけない。 柔らかすぎず、堅すぎ…

2代目

2代目のデジカメで撮った写真を初めてアップ。 クセをつかむまで、もう少し時間が必要だ。 初代の購入のときは、海外旅行に持っていくことを考慮して、乾電池式であることを最優先した。変圧器を使ってバッテリーの補充などしていられないと思ったのである…

本・デジカメ・スタッドレスタイヤetc.

代休なので、いろいろと買い物を。 散髪もしたかったが、時間がなくなった。 ★『須賀敦子全集 第3巻』(河出文庫) 「ユルスナールの靴」「時のかけらたち」「地図のない海」「エッセイ/1993〜1996」を収める。 あとは5巻を残すのみ。 ★年賀状 いつものと…

雨時々曇り

曇りや雨の空は、微妙な色の変化が写真では分かりにくい。「青空と白い雲」というのばかりを愛しているわけではないが、天気の悪い日には写真を撮らないことが多くなるかもしれない。 となると、周りを雪に囲まれるだけでなく、空も常に黒雲に覆われてしまう…

同級生

10年くらい前、同級生の女性(幼稚園から中学まで)の親が経営する、小学校に程近い床屋に一度だけ行ったことがある。同級生の母がいた。私はその同級生と話をしたこともないし、彼女の母親と対面したこともないのだけれど、髪結いの特殊技能なのだろうか、…

午睡

午前中は投票所の設営。私の卒業した小学校は大改築の最中。もうほとんど私の母校ではない。 両親を期日前投票に連れて行く。明日は私が一日仕事のため、投票所までの足がないのだ。 午睡。体の疲れは取れたのだが、まだ気力が戻らない。いつでも眠い。 デジ…

校正

前に所属していた課の課長のところに、ある専門小冊子から原稿依頼が来た。専門的な論考ではなくて、それぞれの自治体での取り組みを紹介する小文である。たいていはちょっとした数字にお決まりの苦労話を加えて出来上がりだ。しかし、わが課長はその程度の…

代休

18日振りの完全オフ。トータルで15時間以上寝た。 斎藤慶典『レヴィナス』を少し読む。《私とは「世界‐内‐存在(être-en-monde)」ではなく、「(他者によってその存在を)疑問に‐付された‐存在(être-en-question)」(DI/320)だ、というのだ》(177頁)。…

出張

県内出張。これで今回のイベントの残務は大方終わる。 明日休んで、週末は選挙。来週からは、次のイベント2つの準備をぼちぼちと。 恐るべき消耗戦であり、神経戦であった。私の知的生活はミニマムにまで落ち込んだ。 こんな時でもなければ、雲の写真を撮り…

復活

斎藤慶典、道元、パウロで読書をわずかに。 レヴィナス、カント、プラトン、スピノザの原典購読をほんの少しずつ。 できたら、あとで「Newsweek」と「Le Monde」にも目を通しておきたい。 久し振りに風呂に入って垢を落とした感じだ。