本の覚書

本と語学のはなし

2021-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【振り返り】2021年5月

【語学・読書】 ▼シェイクスピアの翻訳を一通り終えるために全精力を傾ける(最後の『詩集』に手こずっている)。そのため、語学は完全に停滞。 ▼来月からは語学中心の生活に戻したい。 ▼各言語で学ぶもの(ラブレーとシャーロック・ホームズは悩ましいとこ…

モンテーニュ全集4 モンテーニュ随想録4/モンテーニュ

モンテーニュ全集 4 モンテーニュ随想録 4作者:ミシェル・エイクム・ド・モンテーニュ,関根秀雄メディア: 単行本 第2巻第12章「レーモン・スボン弁護」のみを収める。関根秀雄の全集では、『随想録』は7冊に分けて訳出されている。つまり、全体の7分の1ほど…

ソネット集/ウィリアム・シェイクスピア

ソネット集 (岩波文庫 赤 205-5)作者:シェイクスピア発売日: 1986/11/17メディア: 文庫 ソネットはイタリア発祥の14行詩。1篇の中に完結した論理を有し、その連作は「叙情の海に浮かぶ群島」とも評される。 シェイクスピアのソネットは154篇。 その内、1から…

サー・トーマス・モア/ウィリアム・シェイクスピア

サー・トーマス・モア作者:ウィリアム シェイクスピアメディア: 単行本 解説が不十分なので、三省堂の『ハンドブック』から書き抜いておく。 シェイクスピア・ハンドブック発売日: 2010/06/18メディア: 単行本 手稿原稿として後世に残った芝居であり、執筆は…

ヘンリー八世/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー八世 (白水Uブックス (37))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 ヘンリー八世は最初の妻キャサリン(メアリーの母)を離縁し、アン・ブーリン(エリザベスの母)と再婚する。かつての腹心ウルジー枢機卿は失脚し、クラ…

リチャード三世/ウィリアム・シェイクスピア

リチャード三世 (白水Uブックス (4))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 ランカスター家を倒した後、リチャード三世の残忍な刃は身内のヨーク家や重臣たちに向けられる。 兄のクラレンス公、兄王エドワード四世の息子たち、妻…

ヘンリー六世 第三部/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー六世 第三部 (白水Uブックス (3))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 王家を分断する内乱によって、ヘンリー六世は王の座から降ろされ、ヨーク公がエドワード四世として君臨することになる。ヘンリーは一度は王座を奪…

ヘンリー六世 第二部/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー六世 第二部 (白水Uブックス (2))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 ヘンリー六世が大陸から王妃を迎えるところから始まり、諸卿の陰謀でかつての摂政でありヘンリー五世の弟であったグロスターが暗殺され、ヨークの…

ヘンリー六世 第一部/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー六世 第一部 (白水Uブックス (1))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 ヘンリー五世の死後、その子ヘンリー六世が即位する。百年戦争は継続されるが、ジャンヌ・ダルクの出現によって、イギリス側の勢いも衰える。 第…

ヘンリー五世/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー五世 (白水Uブックス (19))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 内乱は終わり、ヘンリー五世の目はフランスに向けられる。かつてエドワード三世が要求したフランス王権を、再び自分の権利として主張するのである。百年…

ヘンリー四世 第二部/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー四世 第二部 (白水Uブックス (16))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 ヘンリー四世の影は既に薄く、皇太子と悪友フォールスタッフが物語の中心となる。 ヘンリー五世として即位するとき、彼はかつての悪友を切り捨て…

ヘンリー四世 第一部/ウィリアム・シェイクスピア

ヘンリー四世 第1部作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 従兄弟のリチャード二世から王位を奪ったヘンリー四世であったが、彼の成功に最も寄与した一族が謀反を起こして、再び内戦が始まる。第一部はホットスパー(熱い拍車)…