本の覚書

本と語学のはなし

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

【振り返り】2021年9月

【語学・読書】 ▼フランシスコ会訳聖書。ヨシュア記、士師記、ルツ記、サムエル記上を終え、現在はサムエル記下。 ▼『新釈漢文大系第8巻 老子・荘子(上)』(明治書院)を終える。『荘子(下)』も読み始めたが、今の私には必要ないと判断して休止する。 ▼…

入門 老荘思想/湯浅邦弘

入門 老荘思想 (ちくま新書)作者:湯浅 邦弘筑摩書房Amazon 知的な刺激を得るには物足りない本だが、竹簡や布帛の新資料を元に、従来の解釈を変更しなくてはならない可能性に触れているのはありがたい。 特に『老子』の方は、馬王堆帛書や北京大学竹簡、郭店…

時代と流れで覚える! 世界史B用語/相田知史・小林勇祐

時代と流れで覚える! 世界史B用語作者:相田 知史,小林 勇祐文英堂Amazon 最近は職場に持って行っていたが、あまり開くこともないし、図録を見ながら読みたいしということで、歴史はまた家で学ぶことにした。 コンパクトによくまとまっていて、簡単に振り返る…

新釈漢文大系第7巻 老子・荘子(上)/阿部吉雄・山本敏夫・市川安司・遠藤哲夫

新釈漢文大系〈7〉老子・荘子 上巻作者:阿部 吉雄明治書院Amazon 内容 『老子』全篇と『荘子』内篇を収める。 『荘子』には他に外篇と雑篇があって、分量は内篇の3倍ほどになるが、名前の示すとおり荘子思想の精髄は内篇にあるとされる。 これ一冊読めば、老…