2008-05-01から1ヶ月間の記事一覧
◆参考書からの脱却を図って試行錯誤する。時間割は4月に比べてシンプルになった。その分、選択して残したものに時間をかける。無味乾燥になりがちな要素を排除したので、二度寝することもない(はず)。ゆったり時間を過ごすことが出来るので、長期継続も問…
●門倉貴史『官製不況 なぜ「日本売り」が進むのか』(光文社新書) モラルハザードやワーキングプアや年金問題など、官の駄目さ加減が羅列される。日本はひどいね、と暗い気持ちになる。 最後の章の「サブプライム問題と世界的なカネ余り」については、少な…
とうとう母は長兄を連れ戻す決心をしたようだ。 彼に仕事をする気があるかどうか知らないが、仮に仕事をしないとなると、私の預金を取り崩す必要が生じるということだろうか。私もまだ一年半くらいは修行の期間と位置づけ、収入の予定は全くないが、そういう…
『ツァラトゥストラ』を読んでいると、ドイツ語の2格(所有格とか属格と呼ばれることもある)の使い方が何ともいえず郷愁に似た思いを誘う。 □Hier genoss er seines Geistes und seiner Einsamkeit und wurde dessen zehn Jahre nicht müde. ■そこでみずか…
数年前まで、ドイツ語はニーチェだけ読んでいればいいと思っていた。 そうだ、ニーチェにしよう。 ドイツ語の危機を脱し、継続してゆくには、今のところニーチェを選択するのが最善の方法ではないか。とりあえずは『ツァラトゥストラ』だけでもいいかもしれ…
□I have always been a little disconcerted by the passion women have for behaving beautifully at the death-bed of those they love. Sometimes it seems as if they grudge the longevity which postpones their chance of an effective scene. ■愛す…
●仲正昌樹『お金に「正しさ」はあるのか』(ちくま新書) 久し振りの仲正昌樹。貨幣論というより、貨幣から読み解く文芸批評のようだと思っていたら、仲正の出発点は文学研究だったのだそうだ。『ヴェニスの商人』とか『ファウスト』を扱っている間はまだよ…
昨日指摘した『変身』の当該箇所を、別の翻訳で調べてみた。 光文社古典新訳文庫の丘沢静也は「食事と食事のあいだでも」、新潮文庫の高橋義孝は「食事と食事のあいだのときでも」。 恐らく池内紀の「食事のあいだにも」という表現が意味しているのも、同じ…
『変身』の池内訳。 □Zwei Tage lang waren bei allen Mahlzeiten Beratungen darüber zu hören, wie man sich jetzt verhalten solle; aber auch zwischen den Mahlzeiten sprach man über das gleiche Thema, denn immer waren zumindest zwei Familienmit…
★「Sélection du Reader’s Digest」Mai 2008 ★「Le Monde. diplomatique」Mai 2008 「週刊ル・モンド」は今の定期購読が終了したら継続しない。金額が高い。週刊誌とは言っても、日刊紙の記事のセレクションなので、深く掘り下げて分析しているわけではない…
★桜井久勝『会計学入門 第3版』(日経文庫) ★恩蔵直人『マーケティング』(日経文庫) ★武藤滋夫『ゲーム理論入門』(日経文庫) ★佐々木宏夫『経済数学入門』(日経文庫) 英語と翻訳は何とかなりそうな気がするけど、経済は正直言ってよく分からない。ど…
『月と六ペンス』の行方訳。 ■I thought it could hardly have failed to strike them that there was something incongruous in him. □彼に周囲のものとは相容れぬ何かがあったのを、どうしてこの人たちは気づかなかったのか、そんなはずはないのに、と思わ…
『異邦人』の窪田訳。 ■Mais le procureur s’est redressé encore, s’est drapé dans sa robe et a déclaré qu’il fallait avoir l’ingénuité de l’honorable défenseur pour ne pas sentir qu’il y avait entre deux ordres de faits une relation profonde…
●伊藤和夫『英文解釈教室 改訂版』(研究社) 高校時代に苦労して読んだ。何とか最後まで到達したものの、もう一度復習する気力などなくて、この本が本当に私の血肉になったのかどうか覚束なかった。 長年英語嫌いで通してきたのに、今読み返すと、高校時代…
さっそく書くことがなくなってしまった。 結局は、通信講座と「ニューズウィーク」と「ル・モンド」と「ヴェリタス」と「日経新聞」と英仏独文学作品の原典講読と聖書と簡易な歴史・政経のハンドブックと読書。参考書の類はなるべく端折って、効率よく吸収す…
●井堀利宏『図解雑学 マクロ経済学』(ナツメ社) 本当はマンキューとか手持ちの伊藤元重で学ぶべきなのだが、今は時間をかけずに全体を見渡しておきたい。 知らないことはそれほど出てこない。しかし、一つ役立ったことがある。 先週の「ヴェリタス」の記事…
毎日の勉強を一々記録するのはやめることにした。 まあ、ほとんど同じような生活の繰りかえしである。せいぜい昼寝してしまったというくらいのニュースしかない。しょっちゅう時間割のマイナー・チェンジはしているが、仮に自分自身で数年後に読み返すことを…
『月と六ペンス』の行方訳から。 But to my practical mind it remained to be seen whether the passion which obsessed him would be justified of its works. しかし問題は、彼をとらえて離さぬ創造欲から売れる絵が生まれるかどうかだ。実利面も気になる…
☆午前中:民数 ☆昼食後:月と六ペ,変身,異邦人,日史1,EP ☆夕食後:EP,OTM,Fra2,マクロ 第2回添削課題の翻訳に取り組む。 一通り訳文を作ってみた。この段階で前回より遥かによく出来ているとは思うが、自信のない部分もある。未だ提出期限まで時間が…
☆図書館:ヴェリ,EP,Newsweek,日経 ☆夕食前:民数,仏文法,変身 ☆夕食後:OTM,Fra2,マクロ 午前中、ちょっと二度寝。 孫の運動会を見に行くというので、親を小学校まで送る。戻ってからも、勉強には手をつけない。ぐったりしている。 午後、図書館への…
☆午前中:ボキャ,民数,EP,異邦人,英文法 ☆図書館:ヴェリ,Le Monde,日経,Newsweek ☆夕食前:日史1 ☆夕食後:OTM,Fra2,マクロ 地味ではあるが、新しい一歩を踏み出した確かな感触を得た日。 通信講座の訳文はこれまで手書きで作っていたが、ワープ…
☆午前中:民数,ボキャ,解釈 ☆図書館:ヴェリ,Newsweek,Le Monde,日経 ☆夕食前:金融の英語 ☆夕食後:OTM,Fra2,解釈,マクロ 午前、また寝る。ある程度計画の中に織り込んでおくべきだ。通信講座は朝一番に取り掛かることにすれば、穴が開くリスクは回…
☆午前中:ボキャ,解釈,民数,EP,月と六ペ,異邦人 ☆図書館:ヴェリ,Newsweek,Le Monde,日経 ☆夕食前:金融の英語 ☆夕食後:日史1,OTM,Fra2,マクロ 吉本秀人『金融の英語 業界用語の意味と使い方』(NOVA)を始める。 「ニューズウィーク」と「ル・…
●植田一三『発信型英語 世界を読み解くキーワード』(ベレ出版) 時事英語を読むのに必要な基礎知識を、英語のキーワードを用いながら簡潔に説明してくれる。 例えばこんな感じ。 1962年に元Burma(ビルマ)commander in chief(国軍最高司令官)であるNewin…
●春山昇華『サブプライム後に何が起きているのか』(宝島社新書) 『サブプライム問題とは何か アメリカ帝国の終焉』(宝島社新書)の続編。国富ファンド、証券化、再証券化、モノライン、格付け会社などの説明がありがたかった。 第5章「世界金融維新」で…
☆午前中:「ヴェリ」 ☆図書館:『サブプラ後』『キーワード』『解釈教室』「Le Monde」「日経」 ☆夕食前:『ボキャビル』「EP」 ☆夕食後:「民数」「OTM」「Fra2」『マクロ』 春山昇華『サブプライム後に何が起きているのか』(宝島社新書)、植田一三『発信…
☆午前中:「ヴェリ」「Newsweek」『月と六ペンス』『異邦人』 ☆図書館:「Le Monde」『解釈教室』『キーワード』「日経」 ☆夕食前:『ボキャビル』「民数」「EP」 ☆夕食後:『日史1』「OTM」「Fra2」『サブプラ後』 独文専攻同期のTさんの命日。3年になる…
●コンスタン『アドルフ』(大塚幸男訳,岩波文庫) 「もしもそこに為になる教訓がふくまれているとすれば、その教訓は男たちに向けられたものであります」と言うけれど、私はこの物語を女性が読むべきものと考える。 男性が女性を愛すること、愛し続けること…
☆夕食後:「民数」『日史1』「OTM」「Fra2」『サブプラ後』 コンスタン『アドルフ』(大塚幸男訳,岩波文庫)を読了する。 午前中は寝て過ごし、午後から書類と本の整理。 書類は主として、働いていた頃の研修資料である。整理というより、廃棄という方が正…
☆午前中:「Newsweek」『月と六ペンス』『異邦人』『変身』 ☆図書館:『キーワード』『解釈教室』「Le Monde」「日経」 ☆夕食前:『ボキャビル』「民数」「EP」 ☆夕食後:『日史1』「OTM」「Fra2」『アドルフ』 新時間割はまずまず。問題は読書の時間が少な…