本の覚書

本と語学のはなし

2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

清掃員とか

今年はもっと日記を書こうと思っていたのに、ここまでほぼ週一ペース。 専門学校の講師に応募したものの、書類選考で不合格。門前払いとなった。配属になる学科について勘違いしていたのかもしれないと初めは思ったが、たぶんそうではなくて、年齢とか経歴を…

辞めどき

教えることによって私の知性も向上するものと考えていた。私の場合、教えることで私自身はどんどんと貧しくなり、枯渇していくようだ。 塾ではどれほど優秀な人間であろうと、点を取ること、試験に合格することしか考えていない。私は試験のために勉強するこ…

『誰がために鐘は鳴る』

●ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』上・下(大久保康雄訳、新潮文庫) スペイン内戦が舞台。実際にヘミングウェイがこの戦争に人民政府軍の義勇兵として加わったことは、歴史の教科書にも書いてある。共和主義者による凄惨な殺戮について、ピラールが長…

一般教養

3学期が始まって1週間たった。授業自体にはさほど苦労しない。しかし、準備が案外大変で、英作文の採点も家に持ち帰らざるを得なくて、人手が足りないないものだから試験監督の打診まで受けたりして、その上学校の方の依頼業務もあって、今のところ休みの日…

3学期

4日と5日で冬期講習が終わり、6日から8日は急きょ決まった模擬試験監督のために出勤。昨日と今日は休みだけど、新学期の準備に忙しい。 明日から学校の授業が始まる。私の担当は水曜と木曜。スクーリング対策になるはずだが、詳細は聞いていない。やり方と資…

帚木

明日と明後日は塾の冬期講習。8コマと9コマでかなりきついけど、あと2日で終わりだ。3学期、中学3年生の授業は8回、2年生と1年生は10回。先が見えてきた。不向きな仕事ではあったけど、何とか乗り越えられそうな気がしてきた。敵は大雪である。 『源氏物語』…

ロング・グッドバイ

『ロング・グッドバイ』も昨日、半月以上の中断を経て久しぶりに読んだ。それほど難しくはない英語だが、口語表現が一番の難所だろう。 There ain’t a police force in the country could do its job with a law book. You got information and I want it. Y…

帚木

すべて男も女も、わろ者は、わづかに知れる方のことを残りなく見せ尽くさむと思へるこそ、いとほしけれ。(帚木) 総じて、男でも女でも、いい加減な人間は、わずかばかり知っていることを、全部が全部見せようと思っていますが、それこそ目をそむけたくなり…

ボヴァリー夫人

今年最初の読書は『ボヴァリー夫人』。フランス語には半月以上触れていなかった。 Si Charles l’avait voulu cepandant, s’il s’en fût douté, si son regard, une seule fois, fût venu à rencontre de sa pensée, il lui semblait qu’une abondance subite…

一年の計

あけましておめでとうございます。 今年は先ず何よりも4月からの仕事を見つけること。生きて行ける程度の収入があり、昼夜が逆転しなければそれでいいのだけど、なかなかちょうど良い仕事はない。 読書と外国語は仕事次第。英語は文学書を6冊くらい。忙しけ…