本の覚書

本と語学のはなし

2011-09-01から1ヶ月間の記事一覧

「武器よさらば」大変な週

今週は忙しいのだけど、ぽかっと空き時間ができたりもするので、ヘミングウェイの『武器よさらば』を読む。再読のはずだが、半分くらい読んでも確信が持てない。『誰がために鐘は鳴る』を読んだらもうこっちはいいやと思ったのかもしれない。 割と軽い。

『フラニーとゾーイー』

●サリンジャー『フラニーとゾーイー』(野崎孝訳、新潮文庫) グラース・サーガと呼ばれるグラース家の物語の内、「フラニー」と「ゾーイー」の2編を収めている。ここに出てくるのは7人兄弟の内の下の2人、フラニーとゾーイーであり、キリスト教や仏教を巡っ…

「フラニーとゾーイー」寒い

スズキ博士がどっかで言ってるよ――純粋意識の状態――サトリの境地――に入るということは、神が「光あれ」と言う前の、その神と合一することだって。(p.77「ゾーイー」) 免許の更新に行ったとき、空き時間にサリンジャーの『フラニーとゾーイー』(新潮文庫)を…

「正法眼蔵」暑い

仏道は、不道を擬するに不得なり、不学を擬するに転遠なり。(身心学道) 仏道は(我々の生きている事実の上での修行であるから)仏道であるまいとしても不得できないことであり、(といって)修行するのをやめようとすれば、仏道(という真実の生き方)から…

「自負と偏見」半分終了

« You are mistaken, Mr Darcy, if you suppose that the mode of your declaration affected me in any other way, than as it spared me the concern which I might have felt in refusing you, had you behaved in a more gentlemanlike manner. » (p.150)…

最新の履歴書と職務経歴書

心は既に次のバイトの方に向かっている。学校には勤務日以外の昼間に他の仕事を入れても契約に抵触しないかどうか照会中。現在の状況を盛り込んだ新しい履歴書と職務経歴書も大方出来上がり。家では歴史参考書とフランス文学と英米文学を読み、時々英仏のニ…