本の覚書

本と語学のはなし

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

振り返る4月

4月に読んだ本 (1) 教養としてのキリスト教/村松剛 振り返る4月 聖書とどう付き合うかというところで試行錯誤が続いている。そろそろ決着をつけなくてはいけない。 ヘブライ語聖書とギリシア語聖書 旧約は「創世記」2章の途中まで。まだ数節のペース。 新…

教養としてのキリスト教/村松剛

教養としてのキリスト教 (講談社現代新書 34)作者:村松 剛メディア: 新書 最近本をきちんと読み通していないので、リハビリのために手に取った。前にこの本を読んだのも、初めて社会人になって灰色の生活を送っていた頃のことだったんじゃなかったろうか。 …

新教主義

L’abbé Pirard examina Julien sur la théologie, il fut surpris de l’étendue de son savoir. Son étonnement augmenta quand il l’interrogea en particulier sur les saintes Écritures. Mais quand il arriva aux questions sur la doctrine des Pères,…

購入4-1

ギリシャ語聖書の写本メディア: 単行本新約聖書 訳と註 第二巻上 ルカ福音書作者:田川 建三発売日: 2011/02/26メディア: 単行本 B. M. メッツガー『図説ギリシア語聖書の写本 ギリシア語古文書学入門』。ギリシア文字は活字で見ても美しいが、手書き写本の文…

日本古典文学の休止

『源氏物語』の「松風」を読了する。明石の上は源氏の二条の邸に移ることをためらい、大井に居を定める。その娘は紫の上の養女として引き取られることになるようだ。 古今集効果 「山の錦はまだしうはべりけり」というセリフがある。まだ紅葉は盛りでないと…

やっと1章

やっと創世記の1章を終えた。 今のところ1日に1、2節しか読まないし、新約と1日交代で読んでいたので、なかなか進まない。これではいけない。 原文に触れる量を増やすため、旧約も新約もできるだけ毎日読むことにした。 参照する翻訳も減らすことにした。英…

藤本和子の訳

だいたい読書の予定なんて破るために立てるもんだ。破るんなら早ければ早いほどいい。今日はアメリカ文学ではなくてフランス文学の日のはずなんだが(いや、スタンダールも後で読むつもりではあるのだが)、ローテーションなんて面倒臭い。古文を止めればそ…