本の覚書

本と語学のはなし

2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

6月

◆全体的に低調。午前中に寝ることが多かった。 ◆時間割はごくシンプルに。大まかに書くと、午前中に聖書、政経歴史、語学参考書、原典講読(暫く通信講座は課題に取り組むときだけ)。図書館で「ニューズウィーク」「ディプロマティク」「日経新聞」。帰宅後…

『L’étranger』

●Albert Camus『L’étranger』(folio) ●カミュ『異邦人』(窪田啓作訳,新潮文庫) 先月の内にほとんど終わり近くまで進んでいたのに、今月は全く文学の原典がはかどらなくて、ようやく月末に間に合わせて読了となった。 作品についてはあれこれ言うことは…

『投資信託選びでいちばん知りたいこと』

●朝倉智也『投資信託選びでいちばん知りたいこと』(ランダムハウス講談社) 投資信託というと、プロのファンドマネージャーが全部面倒を見てくれるのだから楽チンだ、という印象があるかもしれない。しかし、実は、購入の際にチェックするべきことがたくさ…

1周年

Hatena Diaryに引っ越して1年になる。 昨年11月からは毎日更新するようになった。雲の写真を載せるため、書くことがない時でも無理やり文章を捻り出すようになったのだ。 そろそろそれも止めようと思う。かつてDiary Noteにいた頃のタイトルは「本のおぼえ…

イエス

★ウォルター・ワンゲリン『小説「イエス」』(仲村明子訳,徳間書店) これは『小説「聖書」新約篇』と一体何が違うのだろうか。多分ほとんど一緒だろう。『小説「聖書」』の原書では旧約も新約も1冊に収められていたので、『小説「イエス」』ではイエスだ…

『私のFXバイブル』

●田平雅哉,ダイヤモンド・ザイ編集部『私のFXバイブル』(ダイヤモンド社) FXの場合、ファンダメンタルも大事には違いないが、圧倒的に重要なのはテクニカル分析だそうだ。この本でも大部分はチャートの見方と分析の仕方に費やされている。それだけでいい…

『金融の英語 業界用語の意味と使い方』

●吉本秀人『金融の英語 業界用語の意味と使い方』(NOVA) 金融英語の用語集。簡潔な解説が付いている。今の私にとっては何が書いてあるのかよく分からないこともしばしば。 いい本かどうかは判断しかねるが、今となっては貴重なNOVAの本。 次は、柴田真一『…

『芥川龍之介全集1』

●『芥川龍之介全集1』(ちくま文庫) 読み始めたのはいつだったろうか。もう1年位前になると思う。同時に『森鴎外全集』や『宮沢賢治全集』にも手をつけたまま、こちらは未だ放り出してある。せっかくまた文学に戻って来たので、フランス、イギリス、アメ…

携帯マグ

★的場昭弘『超訳「資本論」』(祥伝社新書) ★本山美彦『金融権力 グローバル経済とリスク・ビジネス』(岩波新書) ★『FPがわかる本 あなたもお金の専門家 第3版』(東京リーガルマインド) ★『ダイヤモンド「株」データブック 2008年夏号』(ダイヤモンド…

『元日銀マンが教える その「経済ニュース」には裏がある!』

●本吉正雄『元日銀マンが教える その「経済ニュース」には裏がある!』(青春出版社) 新聞が絶対に正しいということはないし、数字でさえ鵜呑みにしてはいけない。誰が得をするのか見極めなさい、というメディア・リテラシーを磨くための本。あっという間に…

本屋で

案の定、朝方までかけて課題を仕上げる。上達はしている。今回は自分で書いた文章であるかのように訳すことができた。添削されて戻ってくるまでは、暫く自信を持っていることにしよう。 朝食まで仮眠。翻訳の後は、直ぐに寝ることはできない。朝食後、少し勉…

『Ally McBeal Fifth Season vol.1』

アリーに遺伝上の娘がいた、という新展開。リチャードも急に真面目になる。第5シーズンは熱心に見ることができなくなっていたけど、後半に期待。 何年かけて見ているんだか。今頃『アリー』なんて言っている人は他にいるだろうか。アリー my Love フィフス…

『一番売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門』

●ダイヤモンド・ザイ編集部編『一番売れてる株の雑誌ザイが作った「株」入門』(ダイヤモンド社) いいものを安く買い、中長期で保有する(デイトレは勧めない)、というオーソドックスな立場の本。これだけ見ていると、儲けるのは実に簡単そうと思えてくる…

徹夜

これから通信講座の課題に取り組む。下訳みたいなのは作ってあるけど、また徹夜になるかもしれない。初級編はこれでおしまい。 次は初級の演習編。ポイントを集めた冊子と課題だけで、テキストはない。空いた時間を活用して、グリーンスパン『波乱の時代』を…

さて、いつまで雲の写真を貼り続けるか? 始めたのは去年の11月頃なので、あと4か月ちょっと続けると1年の空模様をおおむね記録したことになる。 その後は、気が向いたときだけでいいかも。 雲の写真だけでなくてもいいかも。

特記事項なし

早くも夏バテ気味。 2か月半振りに散髪。 通信講座のキャンペーンはがきを投函。またもや「ニューズウィーク」が39週分ただになる。少なくともあと2つの講座を受ける予定なので、引き続きキャンペーンをしているようであれば、当面「ニューズウィーク」の…

日経文庫

★三菱UFJリサーチ&コンサルティング『外国為替の実務 第10版』(日経文庫) ★井上俊雄『手形・小切手の常識 第2版』(日経文庫) ★小峰隆夫『貿易の知識 第2版』(日経文庫) ★『フィッツジェラルド短篇集』(佐伯泰樹編訳,岩波文庫) ★ロバート・J・C・…

変調

このところ体調万全とは言いがたくて、午前中に寝てしまうことがよくある。睡眠不足ではない。昔から寝るのが下手なのだ。 午前中に寝ると、不思議と見る夢が強烈で、この一週間で二度も結婚している。 今日はフィアンセとか恋人とかではなかったはずだが、…

『ヘミングウェイのパリ・ガイド』

●今村楯夫『ヘミングウェイのパリ・ガイド』(小学館) 『日はまた昇る』や『移動祝祭日』を読むときに、手元にあると助かる本。 例えば、『日はまた昇る』のシーン。ジェイクとビルがサン・ルイ島のマダム・ルコントのレストランで夕食を食べ、その後左岸へ…

新時間割

今日から新時間割を実践する。 午前中は簡略な社会科系参考書(政経、世界史、日本史の内1冊)、文学原典(英仏の内1冊)、翻訳通信講座。 午後から図書館に行き、「ニューズウィーク」、「ル・モンド・ディプロマティク」、「日経新聞」。帰宅してから夕…

『図解 いちばん面白いデリバティブ入門』

●永野学『図解 いちばん面白いデリバティブ入門』(東洋経済新報社) デリバティブは金融派生商品のこと。Aの価格が動くことによってBの価格も動く場合に、BをAのデリバティブと言う。 基本は「先物」「オプション」「スワップ」の3つだけ。しかし、実際の…

『日はまた昇る』

●ヘミングウェイ『日はまた昇る』(高見浩訳,新潮文庫) 「ロスト・ジェネレーション」というのは、ヘミングウェイとガートルード・スタインが自動車整備工場を訪れたとき、工場の主が漏らした“une génératon perdue”というフランス語に由来している。「失…

『マネー・ゲーム』

ついつい最後まで見てしまったけど、金融ものとしても、コン・ゲームものとしても中途半端。安っぽい詐欺の話。 映画というより、ドラマとして見る感覚がいいと思う。マネー・ゲーム 株価大暴落 [DVD]発売日: 2001/12/21メディア: DVD

またも

またぞろ時間割をいじっている内に、結局4月のスタート時に近いものになった。 図書館には仏和の入った電子辞書を持っていくことになる。純正ケースを装着してみた。 またもや結婚式の夢。なんだろう、そんな願望があるはずではないのだが。 相手は面識のな…

最後の大量購入

★ヘミングウェイ『武器よさらば』(高見浩訳,新潮文庫) ★ヘミングウェイ『誰がために鐘は鳴る』上・下(大久保康雄訳,新潮文庫) ★ヘミングウェイ『海流のなかの島々』上・下(沼澤洽治訳,新潮文庫) ★『われらの時代・男だけの世界 ヘミングウェイ全短…

初心

心を入れかえ、図書館では勉強に専念する。英語の調子が悪かったのも、「ニューズウィーク」にかける時間が減っていただけのこと。 パリつながりで、モームとヘミングウェイの年表を眺めてみる。接点はなさそう。多分同じ時期にパリにいたこともない。分かっ…

パリ・ガイド

このところ、英語もフランス語もあまり調子がよくない。 『日はまた昇る』は、小学生のときに読んだか読みかけたはずだけど、全く内容の記憶がない。無理もないか。時々パリの地図や『ヘミングウェイのパリ・ガイド』をのぞきながら読んでいる。 結婚式の夢…

The Moon and Sixpence

『月と六ペンス』の行方訳。 訳がどうこうと言うより、いわゆる中間話法に注意。 □He would have found me an apartment himself, and lent me furniture ――― did I really mean that I had gone to the expense of buying it? ――― and he would have helped…

Diplomatique

★「Le Monde Diplomatique」Juin 2008 電子辞書を使うのが楽しい。タッチペンも便利だ。今日は記事を読むより、電子辞書に慣れる方が目的であった。 欲を言えば、仏仏辞典、和英辞典、英英辞典も標準装備してほしい。

『モーパッサン短篇選』

●『モーパッサン短篇選』(高山鉄男編訳,岩波文庫) 短篇のお手本といった感じ。 純愛ものが目立つが、私は興に入ることはできない。 戦争ものは好きで、「二人の友」が殊によかった。 「首飾り」は有名で別の訳でも読んだことがあるけど、二度読むものでは…