2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧
昨日から今日にかけては、大雪というほどの雪にはならなかった(とは言っても、東京で降れば大きなニュースになる量だけど)。午前中は指がこわばって動かしにくいし、かかとの辺りも痛むし、眠いしで、だらだら過ごした末に昼寝をした。午後になって復活し…
雪下ろし3回目。我が家と同じような木造家屋の場合はだいたい2回くらい、隣は一々数えてないけど7回くらい、斜向かいは5回くらい。 今回も大屋根の両端1メートルくらいの雪を下屋根に下ろし、それを更に地上に下ろすという、2度手間の雪下ろし。何とかしたい…
17日*1と27日*2に下ろした雪の一部を処理して、スペースを空ける。ほぼ1日がかりの作業だったが、明日の雪下ろしに備えて余力は残す。連日雪と格闘していて一番疲労するのは足腰である。慣れれば腕力はそれほど使わない。しかし、雪の上での作業は足場が不安…
手短にメモ。 昨日、寝不足だったので朝食後に2度寝をしようとしていると、家が壊れたかと思うような音と振動がする。大屋根の雪が下屋根に落ちた音だが、これまでに聞いたことがないほどけたたましい。仕方ないので大屋根の両端だけ雪下ろしをする。かなり…
フォークナーの『アブサロム、アブサロム!』を読み始めた。原文は Vintage International というところのペーパーバック。翻訳は講談社文芸文庫の高橋正雄訳を参照する。例によって冒頭を書き抜いておく。 From a little after two oclock until almost sun…
●E. M. Forster『A Room with a View』(Penguin Classics)*1 物語自体は他愛のないラブストーリーとしか言いようがない。フォースターを読むなら『インドへの道』にしておくべきだったかもしれない。 この本を読む利点を挙げるとすれば、いかにもイギリス…
半日かけて大がかりな雪かきをした。通常は前の道路の消雪パイプを利用して融雪するが、それで溶かしきれない分が敷地内にかなり溜まっていたので(水は降雪時にしか出ない仕組みになっている)、土方が使うような運搬用一輪車で近くの川まで捨てに行く。何…
小学館日本古典文学全集の『萬葉集』を読み始めたが、講談社文庫も本棚には戻さず、一々参照している。訓読の仕方や写本のテキスト批判の相違によって、微妙に意味や響きの異なる歌になる場合があるからだ。 例えば1巻77を比較してみる。 ●小学館版 【原文】…
下屋根の雪下ろしをする。去年*1の半分も積もっていないので、実質作業時間2時間強で完了。私一人で雪下ろしをし、下ろした雪の一部を処理し、普段の雪かきももっぱら私がすることを考えれば、早めにやっておかなくては体力的にきつい。 近所で雪下ろしをし…
★鈴木・山口・依田『朗詠CDつき 原色小倉百人一首』(文英堂) ★『萬葉集① 新編日本古典文学全集6』(小学館) ★『源氏物語① 新編日本古典文学全集20』(小学館) 『百人一首』は高校生あたりを意識して作られた本。歌意、語釈、鑑賞、作者紹介などのほか、…
雲は 白き。紫。黒きもをかし。風吹くをりの雨雲。 明けはなるるほどの黒き雲の、やうやう消えて、しろうなり行くも、いとをかし。「朝あしたにさる色」とかや、文ふみにも作りたなる。 月のいと明かき面おもてに薄き雲、あはれなり。(237 雲は) 雲は 白い…
Puis, comme elle n’entendait plus rien, elle rouvrit les yeux, elle resta toute bête, en les voyant causer tranquillement. (p.282) やがて、なにも聞こえなくなったので、目をあけてみると、あっけにとられてしまった。ふたりがおだやかに話をしてい…
五月四日の夕つ方、青き草おほく、いとうるはしく切りて、左右ひだりみぎになひて、赤衣あかぎぬ着たる男をのこの行くこそ、をかしけれ。(209 五月四日の夕つ方) 五月四日の夕方、青い草を、たくさん、非常にきちんと切って、左右の肩にかついで、赤い着物…
年が明けてから、まだエンジンがかからずにいる。駅伝やら、大学ラグビーやらをだらだら見ていたのがいけなかったろうか。 スポーツには年々関心がなくなっていくけど、にわかにラグビーに興味がわいて、高校サッカーの代わりに高校ラグビーが放送されていれ…
Such was the embrace. He considered, with truth, that it had been a failure. Passion should believe itself irresistible. It should forget civility and consideration and all the other curses of a refined nature. Above all, it should never a…
Ces dames soufflaient, en regardant d’un air de regret le saladier. Clémence raconta qu’elle avait un jour avalé trois bottes de cresson à son déjeuner. Mme Putois était plus forte encore, elle prenait des têtes de romaine sans les épluche…
64 葦辺あしへ行く鴨の羽はがひに霜降りて寒き夕へは大和し思ほゆ 64 葦べを泳ぐ鴨の背に霜が降り、寒さが身にしみる夕べは、大和が思われてならない。 706年、文武天皇が難波の宮に行幸した際に、志貴皇子が詠んだ歌。「羽がひ」は羽根が交差するあたりのこ…
八、九月ばかりに、雨にまじりて吹きたる風、いとあはれなり。雨のあし横ざまに、さわがしう吹きたるに、夏とほしたる綿衣のかかりたるを、生絹すずしの単衣ひとへぎぬ重ねて着たるも、いとをかし。この生絹だにいと所せく暑かはしく、取り捨てまほしかりし…
あけましておめでとうございます。 英米文学、フランス文学、日本古典文学に力を入れる。 T塾から合格通知が来れば、少なくとも1年はそこで働くのではないか。しかし、パートのわずかな稼ぎでは、いずれ生活が成り立たなくなる。T塾で準社員や日給契約社員を…