本の覚書

本と語学のはなし

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【振り返り】2021年

【読書・語学】 ▼昨年、各言語の専門を決めようと思い立つ。ヘブライ語の旧約聖書、ギリシア語の新約聖書は即決。 ▼ラテン語はウルガタ聖書で満足していればいいと思うこともあるけれど、なんとかアウグスティヌスを続けている。教文館の著作集を読み始める…

【振り返り】2021年12月

【読書・語学】 ▼フランシスコ会訳聖書。列王記上、列王記下、歴代誌上、歴代誌下を終え、現在は使徒言行録。 ▼ドイツ語の専門はニーチェにすることに最終的に決定した。なかなか大変だが、邦訳の全集も読み通すつもり。 ▼数学をどうするかはまだ思案中。 【…

エウセビオス「教会史」(下)/エウセビオス

エウセビオス「教会史」 (下) (講談社学術文庫)講談社Amazon 下巻はオリゲネス、異端、迫害、そしてコンスタンティヌス帝のミラノ勅令あたりまでが記述される。 エウセビオスはコンスタンティヌス帝と同時代の人であって、後にニカイア公会議でニカイア信条…

初めから始める数学A/馬場敬之

スバラシク面白いと評判の初めから始める数学A作者:敬之, 馬場マセマ出版社Amazon 扱う内容は、場合の数と確率、整数の性質、図形の性質。空間図形だけはどうしても好きになれない。 いろいろとやることが多い上に、更にまたやりたいことが増えてくる。どう…

アウグスティヌス著作集11 神の国(1)/アウグスティヌス

アウグスティヌス著作集 (第11巻) 神の国1作者:アウグスティヌス教文館Amazon 『神の国』全22巻の内、1巻から5巻まで、及び後に自分の著作を振り返った『再考録』の内、『神の国』について書かれた部分の抜粋を収めている。 『再考録』によれば、『神の国』…

ニーチェ全集 第1巻(第Ⅰ期) 悲劇の誕生・遺された著作(1870-72年)/フリードリヒ・ニーチェ

ニーチェ全集 第1巻 悲劇の誕生作者:フリードリヒ・ニーチェ,浅井真男白水社Amazon 白水社の全集はグロイター版全集からの翻訳である。凡例を見ると、原全集のⅢからⅤが白水社の第Ⅰ期に、ⅥからⅧが第Ⅱ期に、ⅠとⅡが第Ⅲ期に相当するという。しかし、白水社の企画…

【ギリシア語】サタンが稲妻のように天から落ちる【ルカ】

Novum Testamentum Graece: Nestle Aland 28th Revised Ed. of the Greek New Testament, Standard Edition作者:Institute for New Testament ResearchDeutsche Bibelges.Amazon ルカによる福音書10章18節の原文とフランシスコ会訳。 εἶπεν δὲ αὐτοῖς· ἐθεώρ…

初めから始める数学Ⅰ/馬場敬之

スバラシク面白いと評判の初めから始める数学1作者:敬之, 馬場マセマ出版社Amazon 時々数学を勉強してみたくなる。いつもは「合格!数学」シリーズを読むのだけど、数年前、まだ塾講師に転職することも候補の一つに考えていた頃に、マセマの教科書を全部揃え…