2021-02-01から1ヶ月間の記事一覧
【語学・読書】 ▼職場でモンテーニュ、家でシェイクスピアを読み、雪かきをする。それ以外にはほとんど何もしなかった。 ▼来月からは通常の活動を再開するつもりなので、これまでのペースでシェイクスピアを読み続けることは出来ない。ラブレーを挟みながら…
マクベス (白水Uブックス (29))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 魔女たちの予言に唆されて、王位を簒奪したマクベス。しかし、彼に統治の才覚はなく、やがて亡命した王子や貴族らの反乱軍に倒される。 一方、国王を生み出…
リア王 (白水Uブックス (28))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 中学生の時、学芸会のようなもので私の学年が『リア王』を演し物にしたことがある。 なぜ『リア王』に決定したのか、その選考過程はもう忘れた。私が脚本を担…
オセロー (白水Uブックス (27))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 ヴェニスの将軍オセローは高潔なムーア人であるが、部下イアーゴーの策略に嵌まり、貞淑な妻デズデモーナの姦通を疑い、死に至らしめる。 イアーゴーの動機…
ハムレット (白水Uブックス (23))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 小田島雄志訳。 いまの世のなかは関節がはずれている。うかぬ話だ、 それを正すべくおれはこの世に生をうけたのだ!(第1幕第5場) シェイクスピア全集〈…
ジュリアス・シーザー (白水Uブックス (20))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 おまえもか、ブルータス! 死ぬほかないぞ、シーザー!(第3幕第1場) Et tu, Brutè?―Then fall, Caesar. (3.1) 初めての作品だとばかり思って…
ロミオとジュリエット (白水Uブックス (10))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 おお、ロミオ、ロミオ! どうしてあなたはロミオ? お父様と縁を切り、ロミオという名をおすてになって。 それがだめなら、私を愛すると誓言し…
時代と流れで覚える! 世界史B用語 (シグマベスト)作者:相田 知史,小林 勇祐発売日: 2016/03/29メディア: 単行本(ソフトカバー) モンテーニュとともに職場に持って行くのだが、しばらく怠けていた。なんとか読了。 このまま春になるのだろうかという陽気が…
タイタス・アンドロニカス (白水Uブックス (6))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 実に残酷な復讐劇である。 両手と舌を切り落として強姦の発覚を防ごうとした兄弟に対しては、彼らの血と砕いた骨とでパイを作り、生首を入れ…
二人の貴公子作者:シェイクスピア,ウィリアム,フレッチャー,ジョン発売日: 2004/01/01メディア: 単行本 最新の松岡和子訳シェイクスピア全集でも、シェイクスピアの戯曲は37篇とされている。 しかし、今では39篇ないし40篇と考えるのが当たり前になってきて…
テンペスト (白水Uブックス (36))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 『テンペスト』または『あらし』。 魔術を操る主人公と、彼に仕えて様々な幻想を見せる妖精たち。おとぎ話的ロマンス劇の極地である。原文で読めば詩的美…
冬物語 (白水Uブックス (35))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 学生時代に読んだとき、シェイクスピアの中で一番好きかもしれないと思った記憶がある(今に至るまで全作品を読んでいるわけではないが)。 ハーマイオニの復…
シンベリン (白水Uブックス (34))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 シンベリンはアウグストゥス帝の頃のブリテン王だというから、随分古い時代の話である。 いろんな筋が錯綜し、それらが最後に一気に解決する。デウス・エ…
モンテーニュ全集〈2〉モンテーニュ随想録 (1982年)メディア: - 最近は職場で読んでいる。第1巻第24章から第42章まで。 ラ・ボエシとの友情を回想し、新世界の未開人を賞賛し、社会にある人間の不平等を嘆く。とりとめなく雑感を書き綴ったように見えるエッ…
ペリクリーズ (白水Uブックス (33))作者:ウィリアム・シェイクスピア発売日: 1983/10/01メディア: 新書 問題劇は終わり、ここからの4作はロマンス劇。シェイクスピアのキャリア晩年の作品群である。 問題劇を超え、悲劇を超え、おとぎ話のような融和の世界が…