2016-05-01から1ヶ月間の記事一覧
職場で読む聖書を引照つきにしたのに伴い、聖書カバーを購入。ハーフボリュームは家にあったA4の封筒に入れてたのだけど、それではかなり窮屈だったので。 ジッパータイプのものは読むときに邪魔だろうと思われたので、巻き型のカバーにしてみた。 着脱は簡…
中型引照つき聖書 新共同訳発売日: 2012/09/01メディア: 単行本▼職場の聖書を引照つきに替えてみた。ハーフボリュームに比べると厚くて重い。引照にスペースを取るので、文字がやや小さい。 ▼詩編、ローマの信徒への手紙、コリントの信徒への手紙一、コリン…
原始キリスト教史 (NTD補遺5)作者:田中勇二,ハンス・コンツェルマンメディア: 単行本 簡潔な文章に濃縮された教科書で、読みやすいとは言えない。ある程度の知識を前提としている。 原始キリスト教史を学ぶのは、ある人々にとってはカトリックの土台を突き崩…
旧約聖書〈13〉ルツ記 雅歌 コーヘレト書 哀歌 エステル記発売日: 1998/09/27メディア: 単行本 ヘブライ語聖書では諸書に含まれ、その中でも特に「メギロート(巻物)」と呼ばれる五つの書。これは五つの祭日に朗読されることから生じた名前だそうである。 (…
ユダヤ戦記〈1〉 (ちくま学芸文庫)作者:フラウィウス ヨセフスメディア: 文庫 四分の三くらいは『ユダヤ古代誌』の最後のあたりの記述と並行している。すなわち、ユダヤ戦争のだいぶ前から語り始めている。 残る四分の一でユダヤ戦争の発端が語られ、ガリラ…
悪について (岩波新書)作者:中島 義道発売日: 2005/02/18メディア: 新書 いわゆる弁神論の本ではない。中島の専門とするカント倫理学の紹介であり、そこで徹底的に化けの皮を剥がされるのは、義務に適った行為(適法行為)に潜む自己愛である。 カントがもっ…
ロザリオの祈り (<CD>)メディア: 単行本▼一応籍はカトリックにあるが、日々プロテスタントとの間で揺れ動いている。根本的な信心が欠けているから、もう教会に通うことはないはずなのだが。 ▼通勤時にロザリオの祈りのCDを聞いてみた。マリア崇敬の方向には行き</cd>…
コリントの信徒への手紙一6章12節。 Πάντα μοι ἔξεστιν ἀλλ’ οὐ πάντα συμφέρει· πάντα μοι ἔξεστιν ἀλλ’ οὐκ ἐγὼ ἐξουσιασθήσομαι ὑπό τινος. 新共同訳と鍵括弧で囲まれた部分に対する『新共同訳 新約聖書略解』の注釈。 「わたしには、すべてのことが許さ…
久しぶりにヘブライ語の入力をしてみるためだけの記事。 引用は創世記14章18節。日本語訳は新共同訳である。 : וּמַלְכִּי-צֶדֶק מֶלֶךְ שָׁלֵם הוֹצִיא לֶחֶם וָיָיִן וְהוּא כֹהֵן לְאֵל עֶלְיוֹן いと高き神の祭司であったサレムの王メルキゼデクも、パン…
ユダヤ教 (シリーズ世界の宗教)作者:モリスン,マルサ,ブラウン,スティーヴン・F.発売日: 2004/09/01メディア: 単行本 ユダヤ教の聖典をキリスト教では旧約聖書と呼んでいるために、ユダヤ教というのは新しい契約によって既に役目を終えた宗教であるかのよう…
旧約聖書〈12〉ヨブ記 箴言発売日: 2004/03/26メディア: 単行本 ヨブ記はよく分からない書物である。よく分からないから不条理だなんだと言っておけばそれで一応恰好はつくのだろうけど、よく分からないものは明晰ではない頭脳が作り出したものという可能性…