本の覚書

本と語学のはなし

文法


☆午前中:ボキャ,民数,EP,異邦人,英文法
☆図書館:ヴェリ,Le Monde,日経,Newsweek
☆夕食前:日史1
☆夕食後:OTM,Fra2,マクロ


 地味ではあるが、新しい一歩を踏み出した確かな感触を得た日。


 通信講座の訳文はこれまで手書きで作っていたが、ワープロに変更する。もう手書きでは文章のリズムがどうなっているんだか、書いている本人にも把握できなくなっている。ショックであはあるが、確かな事実だ。ワープロで作成した訳文は出来がよかった。


 江川泰一郎『英文法解説 改訂第三版』(金子書房)を始める。
 高校時代にも一度英語の文法書を通読したことがある。それ以外には、伊藤和夫の構文と解釈の参考書しか使ったことがない。文法書の通読というのは、根気が続きさえすれば、実に有益な勉強法だと思う。今回は、そんなに未知の事柄があっては困るのだけど、もういっぺん知識の総ざらいをするため、また一生お世話になるかもしれない江川の『英文法解説』を調べやすくしておくため、一通り目を通しておきたい。
 昔は文法が好きだった。いろんな言語をかじってみたが、大半は言葉に対する愛情というより、文法の仕組みに対する好奇心から学んだのであった。結局、文法を超えて魅了されたのは、ドイツ語、フランス語、ギリシア語、ラテン語、イタリア語。商売にしようとしている英語は、やっと好きになりそうな気がして来ているところだ。


 もっと「ニューズウィーク」を読みたいので、図書館にいる時間を長くした。記事を一つ読んで満足するのではなく、直ぐに次の記事に移る。カバー・トゥー・カバーで読破するにはもっとスピードが必要になる。当面はそれを目標にしよう。
 今日は漢字を学ぶアメリカ人(?)青年の横に座る。この人は休みの日だけ図書館に通うのだろうか。
 帰るのが1時間遅くなるだけで、風がやけに冷たくなる。


 明日はフランス語文法の本を始め、『変身』の原典講読を再開する予定。