本の覚書

本と語学のはなし

日曜日


☆図書館:ヴェリ,EP,Newsweek,日経
☆夕食前:民数,仏文法,変身
☆夕食後:OTM,Fra2,マクロ


 午前中、ちょっと二度寝
 孫の運動会を見に行くというので、親を小学校まで送る。戻ってからも、勉強には手をつけない。ぐったりしている。


 午後、図書館への足取りは重い。
 到着してみると、先週の日曜日と同様、机の席は全部埋まっている。仕方ないので、椅子だけのところに座って「ヴェリタス」を読み、通信講座添削課題の英文に目を通す。もう一度机の方に行ってみるが、席が空く気配はない。引き続き机なしで「ニューズウィーク」に取り掛かる。電子辞書を使いながら読むのは大変だ。諦めた。昨日の「日経新聞」にざっと目を通して、帰ってくる。
 帰ってみると、もう図書館通いには慣れたはずだったが、肩で息をしていた。


 目黒士門『現代フランス広文典』(白水社)を始める。
 フランス語は動詞活用の記憶に一生懸命になったことはあるが、初級段階で文法をしっかり身に付けなったので、長らく苦手意識を抱いていた。これではいけないと数年前に簡易な文法書を通読してみたところ、意外と知らないことが多くて驚いた。
 実際に困難に出くわしたときにこの本を開くのか、それとも『新フランス文法事典』や『21世紀フランス語表現辞典』を開くのかは分からないが、ともかく一度体系的に文法を押さえておきたい。


 眠かったのだけど、昨日予告してしまったので『変身』を再開。
 ドイツ語を読んでいて未だによく分からないと思うのは、ニュアンスを添える類の副詞等だ。例えば「denn tatsächlich litten sie ja gerade genug」を、池内紀は「〔グレーゴルの両親は〕ほかに十分、苦しんでいたからである」と訳している。通信講座の添削課題でこれを提出したら、たぶん「tatsächlich」と「ja gerade」の訳抜けですと指摘されるのではないだろうか。しかし、適切に訳しにくいのも確かなのだ。


 そして、耐え切れずに、また夕食までの間寝てしまう。
 週休二日へと傾き始めている。