本の覚書

本と語学のはなし

振り返る十一月

振り返る十一月

 相変わらずキリスト教中心の読書。この傾向はしばらく続く。あるいは生涯続くのかもしれない。変わりつつあることと言えば、プロテスタントに関心を持ち始めたこと。

 新約聖書の原典購読には英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ラテン語の訳を参照することにした。日本語も可能な限りいろいろ比較してみる。文語訳、口語訳、新共同訳、新改訳、バルバロ訳、フランシスコ会訳。
 もう少ししたら集中的に学ぶ時間を作って、ヘブライ語文法をひと通り終わらせるつもりだ。旧約聖書も早く原典に取り組みたい。
 通読用に用いるのは、今のところフランシスコ会訳。

 これからは本の注文は最小限に抑え、聖書そのものや、聖書学、組織神学、歴史神学の本をゆっくり時間をかけて読んでゆくこと。

 聖書の原典講読、キリスト教関連の読書の他に力を入れるべきは、日本古典文学、英米文学、フランス文学の原典講読。余裕があれば森鷗外。

 職場の読書。二転三転しているが、漢詩と歴史小説の二本立てで行くことにした。聖書は家で読む(いずれ復活させることもあるかもしれない)。