2013-11-26 世に棲む日日(四)/司馬遼太郎 新装版 世に棲む日日 (4) (文春文庫)作者:司馬 遼太郎発売日: 2003/04/10メディア: 文庫 解説の松本健一によれば、吉田松陰は熱気をおびた革命的ロマン主義、高杉晋作は朗らかな合理主義であり、司馬遼太郎は前者のような思想家を好まず、後者のような現実家を愛したのだという。 晋作の最晩年(と言ってもわずか二十八年弱の生涯だが)の記述は割にあっさりしている。それが司馬の癖なのかもしれないが、もう少し詳しいものを読んでみたい。 関連記事 世に棲む日日(一)/司馬遼太郎 (2013.08.25) 世に棲む日日(二)/司馬遼太郎 (2013.09.23) 世に棲む日日(三)/司馬遼太郎 (2013.11.15)