本の覚書

本と語学のはなし

初めから始める数学A/馬場敬之

 扱う内容は、場合の数と確率、整数の性質、図形の性質。空間図形だけはどうしても好きになれない。
 いろいろとやることが多い上に、更にまたやりたいことが増えてくる。どう考えても時間が足りないから、何かを諦めなくてはならない。最初に何を切り捨てるべきかといえば、明らかに数学なわけである。数学Aの最後に出てきたのが空間図形であったから、もう少しで投げ出してしまうところであった。
 だが止めるにしても、この段階で終わりにするのはもったいない。「初めから始める」のレベルであったとしても、微分積分や極限やe複素数平面(以前は旧課程で学んだから、複素数平面については全くの無知である)などなど、面白くなるのはこれからである。


 「初めから始める」に対応する問題集「初めから解ける」も持っている。
 これまでの学び直しでは問題集までやることはなかった。だから、教科書を読んで理解はしても、なかなか本当には身につかなかった。暫くすれば直ぐに忘れてしまう。
 今回は、もし途中で投げ出さなかったとすれば、数学Ⅲまで「初めから始める」を読み、その後で「初めから解ける」に移ろうと思う。
 軌道に乗ればレベルを上げていきたいが、余裕があるかどうか。


 話は変わるが、ニーチェをドイツ語の専門にすることに決定した。邦訳の全集も読まなくてはならない。これが大きな負担になる。

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