1月に読んだ本
(1) ダ・ヴィンチ・コード(下)/ダン・ブラウン
(2) コーラン(上)/井筒俊彦訳
(3) グノーシス 古代キリスト教の〈異端思想〉/筒井賢治
(4) 聖書の読み方/大貫隆
(5) ダ・ヴィンチ・コード最終解読/皆神龍太郎[と学会]
振り返る1月
体調
寒暖の差が激しいせいか、バス通勤を始めて生活リズムが変化したせいか、体調を崩しがち。風邪を引いて丸一日寝込んだのが一回。そのほかにも、頭痛、悪寒、吐き気にしばしば悩まされ、停滞気味の日々。
雪があまり降らないのはありがたい。一度どか雪があったけど、その後が続かないから大して雪かきもしないし、雪下ろしもまだやっていない。
聖書ヘブライ語
順調に進んでいるのはヘブライ語文法。動詞の7つの語幹をひと通り学ぶ。ようやく終わりが見えてきた。3月からは旧約原典に取りかかれそうだ。
ヘブライ語は決して複雑ではないけど、怪奇ではある。
ギリシア語聖書
新約原典を再開するにあたり、既読のところまで岩波聖書翻訳委員会と田川の訳注を読み進めている。
田川の注が膨大なので、ギリシア語で読むのはもうちょっと先になる。
日本語訳聖書
フランシスコ会訳はペースを落とす。原典講読のめどが立ち、モチベーションが低下している。長年聖書からは遠ざかっていたのだし、なるべく早く一通り全体を見渡すことは重要だと思うのだが。
あるいは職場でキンドル版口語訳に再び挑戦するか。
古英仏
古文(『源氏』「絵合」を終えて、再び『雨月物語』へ)、英語、フランス語は大してはかどっていない。これはもう全部を満足にやることは不可能ということだろうから、思い切ってどれか1つを切り捨てる、もしくはどれか1つだけを選び取る必要があるのかもしれない。そんな中、新たに道元を再開してみたりして。
とりあえず、聖書の原典講読が軌道に乗るまでは様子見。
職場の読書
職場で『コーラン』を読む。
読了後どうするか、悩ましいところ。これまで漢詩と歴史小説というのが黄金の組み合わせであったが、そろそろ飽きてきた。ここにも選択と集中を適用するべきだろうか。和歌と聖書にちょっと傾きかけている。
和歌は『古今和歌集』と『新古今和歌集』の訳注つき文庫本を購入した。
聖書は口語訳がキンドルに入っている。長所。文字の大きさとか照明の明るさとか心配する必要はないし、重くはないし、薄いし、何を読んでいるか人に気取られる心配もない。短所。目次から好きな章に飛ぶことができるとは言え、前から後ろに一直線に読み進めるのが基本で、あちこち参照したり、気ままな順番で読んだりするには不向きである。地図は紙の資料をコピーして準備するか、まったく参照しないかだ。
しばらくは試行錯誤が続くだろう。