本の覚書

本と語学のはなし

リチャード三世/ウィリアム・シェイクスピア

 ランカスター家を倒した後、リチャード三世の残忍な刃は身内のヨーク家や重臣たちに向けられる。
 兄のクラレンス公、兄王エドワード四世の息子たち、妻のアン(父のウォリックも元夫の皇太子エドワードもリチャードに倒された)、家臣のヘースティングズ卿やバッキンガム公など、リチャードに殺された人々の亡霊が、最後の晩に彼を苦しめる。皆口々に言う、「絶望して死ね! 絶望して死ね!」と。
 リチャードに反旗を翻したのは、ランカスターの血を引くリッチモンド伯。リチャードを倒した後、エドワード四世の娘と結婚し、ヨーク家との合体を図る。これがチューダー朝を開いたヘンリー七世である。
 ヘンリー七世の子がヘンリー八世、その子がエリザベス女王


【家庭菜園】
 8日にセルトレイにまいたツルムラサキの種は一つも発芽しない。
 一方、12日のエンサイは直ぐに大部分発芽した。ただし、種まき培土がふわふわしすぎているせいで(畑の土を混ぜてはいるのだが)、ほとんどが種の殻をつけたままである。外してやる際に、葉をちぎってしまうことも多い。勢いよく発芽して直ぐに成長することだし、直播きをしてしっかり鎮圧した方がいいのかもしれない。


 4日に直播きをしたエダマメは、発芽率が良くない上に、ナメクジの被害にも遭った。あまり期待は出来ない。来年は育苗してみようと思う。