- 作者:有賀誠司
- 発売日: 2008/04/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
腹筋であれ背筋であれ、無理矢理全部ダンベルを抱えて負荷をかけてしまう。私はそこはまだ自重でよい。腰を痛めそうだ。
バランスボールを使う種目が結構ある。多くはトレーニングベンチの代用であるが、バランスボールの特性を活かした使い方をするものもある。スペースを取るので買いたくないし、ダンベルとの組み合わせは危険な匂いしかしない。
肩甲骨の可動域を広げるためだけなら松尾隆太郎が勧めるストレッチポールでいいし、インクラインが必要なら専用のベンチを使う方が怪我の心配が少なくて済むだろう。バランスボールでしか出来ない種目は捨ててよい。
一番有り難いのはプログラムの作成方法である。
二か月かけて基礎を習得した後は、理想とする体型(バルク型、標準型、スリム型)ごとに四か月のプログラムが展開する。ずっと同じことをするのではなく、一定期間ごとにテーマとメニューが変わる。負荷は徐々に大きくなる。四か月が終了したらまた最初に戻る。
私はそこまできめ細かくトレーニングすることはないだろう。あるいは基礎段階に留まり続けるだろう。しかし、今まで一遍に全身を万遍なく鍛えていたものを、種目を厳選した上で二分割し、日替わりで交互に二、三セットずつ行うことにした(これまでは一セットのみであった)。筋肉のためにはこの方が効果的であるようだ。