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最強の自宅トレーニングバイブル/石井直方監修、荒川裕志著

最強の自宅トレーニングバイブル

最強の自宅トレーニングバイブル

  • 作者:荒川 裕志
  • 発売日: 2012/03/28
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 用意するものは重量を変えられるダンベルと角度を変えられるベンチ。設備が少し本格的になる。
 ベンチがあるとバリエーションが増える。でも、私にはまだ使いこなせない。私のメニューの範囲ではストレッチポールと椅子があれば十分であるし、多少重量が増えても比較的安全である。ちなみにストレッチポールは未購入だが、ただ寝転がるだけでも気持ちよさそうなのでぜひ入手したい。
 可変式ダンベルを買うかどうか、買うとしたらどのタイプにするかは悩ましいところだ。ピンを抜き差しして重量変更するブロックタイプ、ダイヤルを回すアジャスタブルタイプ、シャフトを回転させるフレックスベル、従来からあるスクリュータイプ。
 スクリュータイプは自分でプレートを着脱するのが面倒臭いと言われるが、果たして一日に何度も重量変更をする(種目ごと、セットごと、追い込むときにはセットの途中ですら)ような本格的なトレーニングをするだろうかと考えると、ありそうにないことだ。安くて頑丈な従来型に今は傾いている。


 気になった点。
 正しいフォームを強調してくれるので、分かりやすくためになる。その反面、初心者が不用意に真似をすると怪我をしそうなメニューが多い。自分の体力をよく見極めてから、挑戦した方がいい。
 通常の筋トレの他にダイナミックトレーニングというものが紹介されている。運動の中で役に立つ筋肉をつけることが出来るので、アスリートに推奨されている。しかし、跳んだりはねたり、ダンベルを振り回したり、自宅でやるのはためらわれるものばかりだ。


 自宅トレーニングの本は探せばいくらでもある。しかし、基本は大体のところ一緒である。買い続けていては切りがないので、この辺でやめておく。

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