本の覚書

本と語学のはなし

資本論


★ロバート・C・ヒギンズ『新版 ファイナンシャル・マネジメント 企業財務の理論と実践』(クロービス・マネジメント・インスティテュート訳,ダイヤモンド社
松原望『入門確率過程』(東京図書)
的場昭弘超訳資本論』第2巻 拡大再生産のメカニズム』(祥伝社新書)
的場昭弘超訳資本論』第3巻[完結編] 「資本主義」は、なぜ人々を不幸にするのか?』(祥伝社新書)
★Karl Marx『Das Kapital』3Bde(Dietz)
★【電子辞典】田中英夫編集代表『英米法辞典』(LogoVista)


 悪い癖だとしか言いようがない。『資本論』を少しかじってみようというのは未だいい。しかし、なぜ原書まで買わなくてはならないのか。2500ページほどもあるドイツ語原典など、どうせ読み通せるわけがない。岩波文庫の9分冊を読み通すことだってかなり困難だろう。『マルクス・コレクション』で第一巻だけでも読めば御の字である。ひょっとしたら的場の要約だけで十分かもしれない。翻訳を読みながら原書を参照しようなどと奇特な考えを起こすことも滅多にあるものではない。なぜ原書が必要なのか。

英米法辞典

英米法辞典

  • 発売日: 2005/07/22
  • メディア: CD-ROM