本の覚書

本と語学のはなし

『金哲彦のランニング・メソッド』


●金哲彦『金哲彦のランニング・メソッド』(高橋書店
 走る時には丹田、肩甲骨、骨盤の3つの部位に意識を置くことが強調されている。フォームが乱れたとき、障害が起きた場合の対処法なども載っていて便利。
 私が一番参考になったのは、ランニングには起承転結を持たせるべきだということ。起は準備運動。承はウォーキング。転はランニング。結はクールダウンと整理運動とアイシング。当たり前といえば当たり前なのだけど、私の場合、我流の準備運動をした後に、ほんのちょっと歩いてすぐに走り出し、走った後は歩いて帰宅して終了。それを繰り返していたら、だんだん体が重くなってきた。この本では、準備運動の関節編、ストレッチ編、バランスアップ編や整理運動もすべて写真入りで説明してくれる。今日から早速実践してみた。「羽が生えたように軽くなる」とまではいかないが、結構調子は良い。
 毎日1時間を割いているが、起承転結をきちんとやるとなると、実際に走る時間は30分程度しかない。この時間をどうするか、走りながら考えていかなくてはならない。


金哲彦のランニング・メソッド

金哲彦のランニング・メソッド

  • 作者:金 哲彦
  • 発売日: 2006/11/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)