本の覚書

本と語学のはなし

ランニング


小出義雄『知識ゼロからのジョギング&マラソン入門』(幻冬舎
★金哲彦『金哲彦のランニング・メソッド』(高橋書店
★浅井えり子『新版 ゆっくり走れば速くなる』(ランナーズ


 小出義雄の本は、以前に図書館から借りて読んだもの。自分でも買ってしまった。
 金哲彦の本はだいぶ評判が良いらしいので、さっそく読んでみよう。LSDという言葉も使われているが、ここでは1キロ6分を想定しているようだ。ただし、これは中・上級者用メニューで要求されていることであり、用語解説の中では「仲間と会話しながらでもまったく苦にならない程度のペース」であればよいと書かれている。それから「休足日」も作った方がいいらしい。そろそろ全身に疲れが溜まってきたところなので、すぐにそこに目が行った。
 浅井えり子の本は、佐々木功のものと同じタイトルであり、内容も似たようなものであるが、もちろん盗作ではない。高校の陸上部で一番足が遅かったという浅井は、実業団に入ってから、佐々木の指導のもとLSD中心のトレーニングを続けて、ソウルオリンピックに出場した。40を過ぎた今でも、やはりトレーニングの中心はLSDだという。佐々木亡きあと、佐々木LSDの正統な継承者として伝道しているのである。佐々木の本はもう入手困難なので、浅井のものを買ってみた。
 この他にも、追加で何冊かマラソン関係の本を注文してある。しかし、基本的には今日届いたもので十分だろう。