本の覚書

本と語学のはなし

8月


◆きちんとこなしたのは図書館通いだけ。したがって、今月の勉強といえばほとんど「ニューズウィーク」と「ディプロマティク」を読んだだけなのだが、それで十分ということが分かって却ってよかった。先月末から図書館を午前に切り換えたのは正解であった。
◆翻訳通信講座の課題はきちんと提出している。結構上手くなっていて、添削者からも「実力の確かさがうかがえる」というコメントを貰うようになった。月末に英日ビジネスコースの申込をした。来月中旬以降は、いよいよ直接仕事に繋がる分野の勉強が始まる。
◆読書は文学も経済も捗らない。最後の最後に漸く復活の兆し。来月こそは。
◆原典講読は後半に復活。行方昭夫の訳はやはり勉強になる。来月はもっと力を入れてみる。
◆暑さのために集中力を欠いたので、下旬になって時間割を変更してみた。午前中は図書館で「ニューズウィーク」と「ディプロマティク」。午後から通信講座、読書、ヒアリング。夕食後に原典講読。これを続けるか否かは未定。
◆ほとんど本を読んでいないので選ぶ必要もないかもしれないが、8月の一冊は村上春樹柴田元幸『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(文春新書)。
◆9月は更にシンプルさを追求して暮らして行きたい。数学は暫く中止。きりがないような気がする。FXはかなり確率の高い場面でのみ少しだけ。全然ポジションを持たなくても構わない。一方付け加えたいのは、第一に新パソコン。現在のノートは内も外も壊れかけている。折りしも、近くの電気屋から、誕生月の間パソコンが5%引きになるというハガキが届いた。第二にドイツ語。時折どうしようもなく郷愁を感じる。仕事で使うなら中国語がよさそうだけど、今からビジネス翻訳のプロのレベルに達するのは難しい。ポリグロット志向は私にとって危険な誘惑である。慎重に慎重に。第三に、時々書いていながら一度も実行していないのだが、何か創作をしてみたい。


【8月に読んだ本】
村上春樹柴田元幸『翻訳夜話2 サリンジャー戦記』(文春新書)
オグ・マンディーノ『この世で一番の奇跡』(菅靖彦訳,PHP
●小川好澄『図解雑学 M&A』(ナツメ社)
●保田隆明『投資銀行青春白書』(ダイヤモンド社
フローベール『感情教育(上)』(生島遼一訳,岩波文庫