本の覚書

本と語学のはなし

自己分析

 うつ傾向の原因の分析。


▲睡眠
 睡眠不足が原因で気力減退を招いたことはしばしばある。しかし、最近はよく寝ている。
 暑くて窓を開け放って寝て、朝方に寒くて目が覚めるということはある。昨日もそうだった。


▲暑さと冷房
 暑さは苦手だ。冷房も苦手だ。


▲食事
 食が細くなったということはない。過食でもない。栄養の不足、過多、偏りはないと思う。


▲運動不足
 中学卒業以来、ずっと運動不足だ。


▲父
 父が倒れてショックを受け、後遺症のために私までもが喪失感を抱いて、うつになる。私たち親子の関係においては考えられないことだ。


▲休日
 現在の職場では休日出勤が多い。平日に代休は取るが、どうもリズムが狂う。その上、年休は取りにくい。
 休日は完全にオフにしなくては、体も精神ももたないような気がする。しかし、父の入院以来、休日といえども引きこもってはいられない。


▲人間関係
 個々の人間関係は特に悪くはない。しかし、いかなる関係であれ、人間関係は私の精神に負荷をかける。
 役職付きの人たちの救いがたい無責任さには、腹が立つ。


▲仕事
 給料を貰うために仕事をしているのであって、「やりがい」にこだわっているわけではないのだけど、無意味な仕事は嫌いだ。どうも今の職場に異動して以来、シーシュポスのような気分である。


 結局のところ、気力がどんなものであったかその記憶すら失われるのは職場だけであって、主たる原因も職場にあると思われる。そこに、休日に引きこもりができないとか、朝方に体を冷やしてしまったというような要因も重なったのだろう。
 今の会社に就職してから、2度異動した。最初の職場のときは、自転車で通勤する際、後ろから来る車が私を引っ掛けてくれないかと願っていた。次の職場のときは、トイレが安息の地であるという感覚を初めて知った。今は、精神科を受診することを考えている。定年までへばりついてはならないのだ。遅かれ早かれ、辞めるべきなのだ。
 辞職する。それはいつも考えていたことではなかったか。出家するとか、大学に入りなおすとか、海外に逃避行するとか、産業翻訳で独立するとか、文筆家になるとか。この数年かなり浪費家であったので蓄えはあまりないが、実家で暮らすなら2年くらいは無職でもなんとかなるだろう。慎重になりすぎる必要はない。