- 作者:ジェイン オースティン
- 発売日: 2006/02/01
- メディア: 文庫
英語の専門としてジェイン・オースティンはどうだろうと思って読み始めた翻訳であったが、間違ってはいなかった。ストーリーだけに頼るものではないから、繰り返し読んでも楽しめるにちがいない。
次は『分別と多感』。
原典の方は中断しているので、翻訳を先に読んでしまうことになる。しかし、それで原書を再開するときの楽しみが減るとは考えない。再読に値する本であるならば、その時々に喜びがあり、うまくすればそれが更に深まるだろうと想像するのである。