本の覚書

本と語学のはなし

ガッテン農法/三浦伸章

三浦伸章 ガッテン農法

三浦伸章 ガッテン農法

  • 発売日: 2017/03/14
  • メディア: 単行本
 ガッテン農法というのも自然農の一種である。監修者の肩書きはMOA自然農普及員となっている。
 畝を立てるのは最初の一回だけ。その後は耕さず、肥料もほとんど与えない。
 しかし、写真を見る限り、草ぼうぼうでどこに作物があるのかも分からないような、自然農と聞いて一般的にイメージする畑とは違う。よく管理されている。
 必要ならポリマルチをかけたり、トンネルを作ったりしてもいいし、育苗用に簡易温室も使う。撮影用かどうか知らないが、巨大なハウス内の畑まである。自然農と言ってもいろいろである。
 特に参考になったのは、種のまき方と苗の植え方。種は足で踏んで鎮圧する。苗の定植前後には、薄めた酢をちょっと吸わせる以外に水分を与えない。過保護は良くない。


【私の菜園の記録】
 畑の計画を修正した。
 欲張らないこと。私の菜園は過密気味である。それでも育つという人の本を参考にしていたのだけど、過湿気味の菜園ではもう少し余裕を持たせた方がいい。畝の数を一つ減らし、株間、条間、畝間をやや広く取ることにした。


 オクラはもっと気温が上がらないと発芽しないようだ。
 リレー栽培は難しいかもしれない。畝を一つ減らすことにしたので、諦める。


 農薬は使わない方針だったが、とうとうナメトールに手を出してしまった。
 被害の大きなエダマメの近くにパラパラまいたら、直ぐにナメクジが姿を現し食べ始めた。