本の覚書

本と語学のはなし

「血管を鍛える」と超健康になる!/池谷敏郎

 血管年齢という言葉を聞くが、これは血管のしなやかさを評価したもの。著者はそれだけでなく、血管内壁のなめらかさ、血液の流れのスムーズさも含めた「血管力」が大事なのだと提唱する。
 「血管力」を高めるには、血流を良くして(たとえば有酸素運動で)血管内皮細胞に NO(一酸化窒素)を分泌させながら、危険因子である喫煙、高血圧、脂質代謝異常、高血糖を取り除き、遠ざけるための生活習慣も身に付けなければいけない。
 この先は、内臓脂肪を落とすための池谷メソッドと重なってくる。


 私は恐らく血管事故によって障害を背負ったり、死んだりするであろう。
 食事について学ぶつもりが、健康診断の結果を見ながら、迫り来る血管のリスクに思いを致したのであった。

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