本の覚書

本と語学のはなし

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新約聖書入門 (新教新書)

新約聖書入門 (新教新書)

イエス

イエス

 レイモンド・E・ブラウン『聖書についての101の質問と答え』。『なんでもわかるキリスト教大事典』で紹介されていた。福音派に対してカトリックの聖書解釈を説明するための本であると。
 笠原義久『新約聖書入門』。聖書学が関心の中心となっていくのは間違いない。この分野では、プロテスタントのものを読むことの方が多くなるだろう。
 ブルトマン『イエス』。イエスは幾重にも解釈を身にまとっている。史的イエスについて常に念頭に置いておかなくてはならない。
 里脇浅次郎『カトリックの終末論』。死んだ後のことというのは、『コンペンディウム』を読んでもよく分からない。まあそれが当然なのだけど、一般的にイメージされている姿というのはあるはずだ。


ローマ教皇歴代誌

ローマ教皇歴代誌

宗教改革とその時代 (世界史リブレット)

宗教改革とその時代 (世界史リブレット)

  • 作者:小泉 徹
  • 発売日: 1996/06/01
  • メディア: 単行本

 ミシェル・クリスチャン『キリスト教の2000年』。第二バチカン公会議までの歴史を、カトリックの側から書いた本。キリスト教史も重要なテーマ。それはイエス解釈の歴史でもある。
 マックスウェル・スチュアート『ローマ教皇歴代誌』。ペトロからヨハネ・パウロ二世までのローマ教皇を全て紹介。この後に続くのはベネディクト十六世とフランシスコである。
 渡邊昌美『異端審問』。カトリックを知るにはやはり中世を知らないと。
 小泉徹『宗教改革とその時代』。でもって、カトリックを知るにはやはり宗教改革も知らないと。単にルターの勘違いなどと言ってみても始まらない。


 宮谷宣史『アウグスティヌス 人と思想39』。『告白』だけでは終わらせたくない。