本の覚書

本と語学のはなし

最後の雪かき(予定)と百人一首「秋風」


 下屋根ほどの高さまで積み上がった雪を掘り、壁やガラス戸から1メートルくらいを何とか空けた。思いのほか大変で、1日がかりの作業になってしまった。これで私の雪かきは終了。
 家庭菜園用畑の上にはまだ大量の雪が堆積しているが、今日空けた空間だけでも融雪促進効果はかなりあるはずだし、放っておいてもいずれ消えるのだから、後は、体力はないが雪をいじりたくて仕方のない父に任せることにする。

夕されば 門田の稲葉 おとづれて 芦のまろやに 秋風ぞ吹く(71 大納言経信)

夕方になると、門前の田の稲葉を、そよそよと音をさせて、芦ぶきの山荘に秋風が吹きわたってくることだ。


 私は風の音には弱いようである。百人一首は明日終える予定。