本の覚書

本と語学のはなし

思考停止


 就職活動の方はあれから何もしていない。日曜も祝日もなく、実質的には週休1日になりそうな気がする。果たして肉体的にも精神的にもそれに耐えられるかどうか。そこから先は、完全に思考を停止している。


 Y塾では今年から新たな試みをスタートさせている。それ以前は完全に週休2日制を守っていたと思われるので、その試みが軌道に乗ったところで、講師の負担を軽減すべく増員募集をしたとも考えられる。1人加われば、また2日休むことも可能になるだろう。
 しかし、拡大主義は教室を完全に利用しきるところまで行かなくては、止むことはないかもしれない。新たな試みの成功により既に講師1人分の給料をまかなう目途はついているのかもしれないけど、今後新たに生徒を少なくとも20人増やさなくては元が取れないと考えるのが、塾長の心情でもあるだろう。1人増えたからといって、何も変わらない可能性もある。
 ところで新たな試みというのは、講師1人で多人数に対応できる自主学習支援システム(ソフトの開発はもちろん自社ではない)の対象を中高生に拡大したということであるけど、このシステムはなんだか必要以上に消費誘導的な感じがして仕方ない。演習用には良質の問題集を1冊繰り返し解かせるだけで十分ではないだろうか。これならまだしも個別指導の方がいいような気がする。
 しかし給料面からいえば、公務員であった頃に較べればはるかに少ないが、同業他社より少しいいし、他業種と比較しても(専門性が必要なものを除けば)条件はいいと言える。迷ったところで今さら他に選択肢はないのだし、早くハローワークに駆け込むべきではないだろうか…。