日本FP協会は、ファイナンシャル・プランナーの実務能力を保証する資格は、あくまでAFPでありCFPである、と言いたいようだ。
国家資格のFP技能士は妥協の産物のように見える。「貯蓄から投資へ」という流れを急いで作りたかったために、拙速な資格になってしまったのだろうか?
受験する場合の理由:2級くらい持っていると、自分の生活のためにも役立つし、就職活動の際に多少有利にはたらくことがあるかもしれない。
受験しない場合の理由:ファイナンシャル・プランの思想とは全く相容れない価値観を持っている。私自身のプランは、ややお金のかかるバージョンで言えば、砂漠で干からびて死にたいというロマンチックなもの。いざとなれば、東京行き片道の電車賃とブルーシートを買うお金さえ残っていればいい。もっと身も蓋もないことを言えば、元来資格が嫌いなのだ。