本の覚書

本と語学のはなし

2010-01-04から1日間の記事一覧

道元全集

★『原文対照現代語訳 道元禅師全集7 正法眼蔵7』(水野弥穂子訳注,春秋社) 道元を読み続けるべきかどうかいつも悩む。難しいとは言っても、外国語で書かれているわけではない。著作の分量も手頃で、継続さえすれば、いずれ在野の研究者を気取ることもで…

『Revenge of the Lawn』

●Richard Brautigan『Revenge of the Lawn』(Canongate) ○参照:リチャード・ブローティガン『芝生の復讐』(藤本和子訳,新潮文庫) 一つひとつが短くて、詩的な表現も多用されるから、なかなか進まなくて嫌になりかけた時もあった。しかし、原文を読む楽…