本の覚書

本と語学のはなし

【振り返り】2023年

【仕事】
▼2月に10年勤めた夜勤の仕事を辞める。
▼3月から新しい仕事を始めたが、これまで経験した中でも最低の職場であった。早くも5月に辞めてしまった。
▼再就職しないまま年を越す。失業保険は全額支給される見込みである。


【読書・語学】
▼失業とひきかえに得た時間は貴重であった。学生時代ですら、これほど毎日飽きずに勉強し、読書したことはないかもしれない。


▼生活の変化とともに、原典講読の取捨選択がなされていく。
旧約聖書ヘブライ語)、新約聖書ギリシア語)、ゲーテ(ドイツ語)、シェイクスピア(英語)などは早々に諦める。一時はモンテーニュ(フランス語)、ホメロスギリシア語)、ウェルギリウスラテン語)で決定したつもりでいたが、8月以降はホメロスの代わりにプルタルコスウェルギリウスの代わりにセネカを据えた。
モンテーニュプルタルコスセネカトロイカ体制を始めてみると、これこそとっくの昔にやるべきことではなかったと思われた。問題はお金と時間である。


 
▼和書の中から今年の一冊を選ぶとすれば、ホメロスの『イリアス』(松平千秋訳)。
▼関根秀雄訳のモンテーニュ全集を読了する。2回目である。来年は宮下志朗訳を通読する予定。
▼家事やパソコンの本を集中的に読む。来年は少しずつ実践したい。特にマウスの使用を減らすこと。
▼物理の参考書を終える。2回目である。数学と物理を続けるかどうかは、検討が必要。


▼失業当初は映画やドラマを手当たり次第見た。その後はもっぱら『フレンズ』を繰り返している。
▼英語とフランス語は新聞を読み、ニュースを聞いている。相当耳がよくなってきている。


【家庭菜園】
▼アスパラとアシタバを新しく植える。
▼カラス対策でトマトにネットを張る。
▼ゴーヤ、ササゲ、ツルムラサキなど、暑さに強いものはよく採れた。
▼ダイコンは不作であった。


【その他】
▼夏は異常に暑かった。
▼筋トレはゆるく続けている。もはや筋肉を増やすための運動ではないが。

【振り返り】2023年1月~12月