本の覚書

本と語学のはなし

罪悪感なしのひとり鍋ごはん/高嶋純子

 15分くらいで作れる鍋を食べて暮らそうというコンセプト。カロリー控えめであるらしい。分量は一人前である。
 季節の野菜を使った鍋、外国風の鍋、いろんなメニューを考案してくれているが、実際自分で料理するとなると、具材を多少変えながらも、同じものばかり作ることになるのだろう。
 私はほとんど好き嫌いはないし、同じ味が続いても一向に飽きることもない(この本では味変タレも多数紹介されているので、同じ鍋が続いたとしても変化をつけることはできる)。だが鍋に関しては、困ったもので、大勢でつつく鍋が生理的に耐えられないせいで、ひとり鍋であろうとなかなか食欲はそそられない。『ひと皿満足スープ』の方はとてもおいしそうに見えたのだが。

関連記事