『ハムレット』第1幕第2場181-2行。ハムレットのセリフ。原文と小田島雄志訳。
Would I had met my dearest foe in heaven
Or ever I had seen that day, Horatio.
あのようなつらいめに会うぐらいなら、天国で
憎い敵と会うほうがましだったぞ、ホレーシオ。
語釈
・dearest = most extreme (worst)
・or ever = even before
問題は何故「would」の後に動詞の原形ではなく、「had」が来るのかということである。答えは、この場合の「would」は助動詞ではなく、「欲する、望む」という意味の動詞であるから。
文頭に「I」を補って考える。すると、「I would」は「私は望むだろう」となる。その内容が次の「I had met my dearest foe in heaven」である(仮定法)。
「I wish I were a bird.」の同類と考えれば良いのだろう。
同じ場面のちょっと先、235-6行のハムレットとホレーシオのやりとりを見ると、分かり易い。
HAMLET I would I had been there.
HORATIO It would have much amazed you.
ハムレット その場にいあわせたかった。
ホレーシオ きっと驚かれたでしょう。
ここではハムレットは文頭の「I」を省略していない。「would」の後は従属節である。
一方、ホレーシオの用いる「would」は助動詞であり、後に続くのは動詞の原形である。条件節が省略されて、仮定の帰結のみが発話されている。
【家庭菜園】
Aのシュンギクをぜんぶ収穫した。
その跡に、母のリクエストでラディッシュの種を撒く。恐らく虫に食われて終わるだろう。
ラディッシュはセルトレイでも育てているが、やはり徒長してしまった。無事収穫できるか分からない。同じくセルトレイのサニーレタスも徒長している。どうも上手くいかない。
Cのダイコンを間引き収穫。
Dのサニーレタスを収穫。そろそろ終盤。
サニーレタスを2株終わりにして場所を空け、ラッカセイを定植する。
株間が狭くなるが、残ったキュウリの苗も全部植えてしまった。
Gのエンバクが茂る中に支柱を3本組む。ササゲ(若莢を食べるタイプ)の種を買ったので、実験的に育ててみたい。
本当はこちらにキュウリの余り苗を定植するつもりだったけど、あまりにヒョロヒョロになってしまったので、断念することにした。
実験の結果が良好ならば、来年はキュウリの直播き(もしくは苗作り)をやめ、その代わりにササゲを昇格させるかもしれない。キュウリは市販の苗を購入するだけで充分だろう。