本の覚書

本と語学のはなし

高慢と偏見(上)/ジェイン・オースティン

 大分前に原文で読んだが(中野好夫訳を参照)、細かいことは忘れた。『高慢と偏見とゾンビ』を見て何となく思い出しはしたものの、もちろんこの映画は原作通りではない。BBC のドラマを鑑賞する前に、中野康司訳で再読することにした。
 翻訳のお陰もあるだろうが、とにかく読みやすい。安定の面白さだ。私は『エマ』の方が好きかもしれないが、他人に薦めるなら先ずは『高慢と偏見』を挙げるだろう。
 上巻はダーシーとエリザベスの行き違いが一度交差するところまで。

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