本の覚書

本と語学のはなし

コンパニオンプランツの野菜づくり/木嶋利男

 一緒に植え付けると、病気予防、害虫忌避、生育促進、空間の有効活用になるような作物をコンパニオンプランツと呼ぶ。主作物が一方的に恩恵を受けるものもあれば、互いにWin-Winの関係にあるものもある。
 育てたいとは思っていない作物も多い。そんなに広い畑ではないよと思うことも多い。スタートが遅く、撤収が早く、露地では多くの越冬作物を育てることが出来ないだろう地域では、あまり意味をなさない提案も多い。
 そんなわけで、試してみるのはごく一部に過ぎない。しかし、混植、間作、リレー栽培というのはずっと私の家庭菜園の中心テーマになるだろうから、今は無駄な知識であっても、頭の隅っこに詰め込んでおく方が良い。


【私の菜園の記録】
 春ダイコンを収穫し終え、敷き藁をどかして畝を均していたら、ヨトウムシらしきものやら、姿を消したと思っていたナメクジやらを見つけてしまった。先月末にまいたカブを荒らしていたのは彼らだったようだ。
 ミズナ、カラシナ、カブ、小ネギの種をまく。カブはほぼ全てをリセットした。


 タマネギ収穫後、畝を立て直し、中玉トマトとミニトマトの苗を植える。畑の端にニラが生えていたので、少し抜いて一緒に植えておいた。これは『コンパニオンプランツの野菜づくり』でも紹介されている方法。病気予防や害虫忌避に効果があるらしい。
 同じ畝の一方の端に小ネギ、もう一方の端に茶豆の種をまく。これも一応コンパニオンプランツのつもり。


 今日は、キュウリの一番果を小さいうちに収穫。まだちょっと青臭い。
 ハダイコン、コマツナチンゲンサイ山東菜の間引きをして、1本立てにする。今回は可能であれば大きく育ててみたい。