本の覚書

本と語学のはなし

購入9-4

 岩下壮一『カトリックの信仰』。ずいぶん古めかしい本だが、今でもこれを日本語で書かれた最善の要理解説書という人もある。第二バチカン公会議以前の雰囲気を知るのによさそうだ。
 なにしろ千ページ近い大部の書である。通読するかどうかは分からない。前の持ち主は、平成六年にパルネット狭山店でこの本を買った。はっきり判別はできぬが、H. Kimuraらしきサインがりっぱに書かれている。よほど本が好きな人なのだろう。大学教授かも知れない。しかし、この本を読んだ形跡は全くないのである。