本の覚書

本と語学のはなし

購入


 詩を勉強してみようということで、言葉の歴史、詩の歴史、詩法などの本を購入した。
 小林標ラテン語の世界』、ラテン語そのものを大いなる遺産と考え、その諸相を紹介する。橋本功『英語史入門』、本当の古英語だの中英語だのを読むつもりはない。表も多く、手頃な感じ。ちなみにフランス語史の入門書は既に持っている。

英語史入門

英語史入門

  • 作者:橋本 功
  • 発売日: 2005/09/10
  • メディア: 単行本


 秋山徹夫『イギリス詩史』、詩こそ英文学最高の魅力だという。ちょっと古いが、案外詩の歴史の本は探しても見つからないのだ。ジャン・ルースロ『フランス詩の歴史』、仏文学も詩を失ったら大分寂しくなるだろう。井上究一郎訳『フランス名詩集』、プルーストの訳者が編んだアンソロジーヴェルレーヌランボーの詩が多い。

フランス詩の歴史 (文庫クセジュ)

フランス詩の歴史 (文庫クセジュ)


 ピエール・ギロー『フランス詩法』、ここから出発し、もう少し詳しいものに進んでいくべきかもしれない。鈴木淳次『漢詩を創る、漢詩を愉しむ』、創るつもりはないが、平仄のイロハだけでも知っておきたい。

フランス詩法 (文庫クセジュ 489)

フランス詩法 (文庫クセジュ 489)

漢詩を創る、漢詩を愉しむ

漢詩を創る、漢詩を愉しむ

  • 作者:鈴木 淳次
  • 発売日: 2009/08/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)