詩を勉強してみようということで、言葉の歴史、詩の歴史、詩法などの本を購入した。
小林標『ラテン語の世界』、ラテン語そのものを大いなる遺産と考え、その諸相を紹介する。橋本功『英語史入門』、本当の古英語だの中英語だのを読むつもりはない。表も多く、手頃な感じ。ちなみにフランス語史の入門書は既に持っている。
秋山徹夫『イギリス詩史』、詩こそ英文学最高の魅力だという。ちょっと古いが、案外詩の歴史の本は探しても見つからないのだ。ジャン・ルースロ『フランス詩の歴史』、仏文学も詩を失ったら大分寂しくなるだろう。井上究一郎訳『フランス名詩集』、プルーストの訳者が編んだアンソロジー。ヴェルレーヌとランボーの詩が多い。
- 作者:秋山 徹夫
- メディア: -
- 作者:ジャン ルースロ
- 発売日: 1993/11/01
- メディア: 新書
- 作者:ロンサール,デュ・ベレー,アンドレ・シェニエ,ユゴー,ネルヴァル,テオフィル・ゴーチエ,ルコント・ド・リール,ボードレール,マラルメ
- メディア: 文庫
ピエール・ギロー『フランス詩法』、ここから出発し、もう少し詳しいものに進んでいくべきかもしれない。鈴木淳次『漢詩を創る、漢詩を愉しむ』、創るつもりはないが、平仄のイロハだけでも知っておきたい。
- 作者:ピエール・ギロー
- 発売日: 1983/02/01
- メディア: 単行本
- 作者:鈴木 淳次
- 発売日: 2009/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)