本の覚書

本と語学のはなし

車の故障


 今年に入ってからエンジンのかけ始めの音が異常に大きかった。しばらく走ると落ち着いてくるので、大事という程ではないのかもしれないと思った。今日も銀行に行って、本屋の駐車場に車を入れようとするまではそう思っていた。
 しかし、バックをしようとした途端にエンストを起こす。運転の失敗かも知れないと思ってもう一度キーを回すが、なかなかエンジンがかからない。ようやくかかってもエンジン音は弱々しく、またいつ止まるとも知れない。車屋に直行することにした。信号待ちで停車する時はサイドブレーキをかけ、左足でクラッチを切り、右足でアクセルを踏み込んで、常にエンジンをふかしておく。最後の右折待ちでエンストを起こしたが、幸い交通量の多いところではないので、大事には至らなかった。
 見てもらったところ(かなり長い時間かかった)、エンジンの回転数の制御がうまく行っていないらしい(確かそんな説明だった)。古い車だし、1か月後には車検を控えているし、修理をしてこのまま乗り続けるかどうか判断に迷う。先ずは見積もりをしてもらうことにした。
 あまり高くならないようなら修理しようと、その時は思っていた。しかし、車は必要だろうか。私は仕事で使うのでない限りいらない。T塾以外の職場を探す場合に選択範囲が狭まることにはなるが、今のところはT塾に残ることを考えるべきだと思っている。親が必要とすることはあるけど、大した頻度でもないのに、そのために車を維持するのは高くつく。税金、保険、車検、ガソリン、タイヤ、修理、次の車を購入するための貯蓄などを考えれば、本当に必要な時にはタクシーを使った方がはるかに安い。
 目前に迫った車検と保険の更新に大金を注ぎ込むよりは、車のない生活を選びたいと今は思い始めている。


 今日はアクシデントがあったせいもあり、雪の処理は一切しない。午後に回復した天気は当分続くようだから、また明日から。
 さて、寝る前にフォークナーとゾラと少納言に少しずつ触れておこう。