『アメリカ文学のレッスン』

●柴田元幸『アメリカ文学のレッスン』（講談社現代新書）
　もともとは病院の待ち時間に読むつもりだったのだけど、基本的に予約なのでほとんど進まずそのまま放置していた。精神的リハビリのために再開し、あんまり頭に入らないまま読了。感想は全く書けないので、とりあえず読んだということの記録のみ。
　ただ、レッスンといっても講壇の高みから説いて聞かせるようなものではなくて、「建てる」とか「親子」といったテーマで章立てをし、いくつかの作品を引用しながらエッセイ風に仕立てたもので、最近ようやくアメリカ文学を読み始めたばかりの私にも普段なら無理なく読めるはずの本だった。

アメリカ文学のレッスン (講談社現代新書)