本の覚書

本と語学のはなし

雑記


 しばらく書いてなかった。さぞ勉強に集中できたのだろうと考える人があれば、その人は想像力の貧困を嘆くべきである。私はブログを書くことに意味を見出しかねているのかもしれないし、重度の睡眠障害を患っているのかもしれないではないか。
 母が北海道旅行に行っている間、私が料理を作った。ほとんど、料理を作って、洗い物をして、寝るだけの生活だった。料理教室に行ってみたくなって、検索をする。歩いて行ける距離に一つある。図書館に行く途中前を通ってみると、自宅で教える小規模な教室である。九割方実際に通うことはないはずなので、内容や料金について問い合わせをするのは気が引ける。街中にあるガス会社の体験型ショールームでも、料理教室を開いている。月1回3カ月コースや月1回スポットコースというものがある。スイーツの特別講座を除けば、1回800円程度で安い。申し込んでみようか。いずれも定員10名なので、申し込んだからといって必ず行けるわけではない。
 読書ははかどらない。経済数学は上下巻合わせて800ページ以上もあるチャンの教科書を諦め、3分の1程度のボリュームの入門書に切り替えた。財務マネジメントの教科書も、厚さに意気消沈して苦戦している。アメリカ人好みの馬鹿みたいに場所を取る本たちは、じっくり通読しようなどと考えてはいけないのかもしれない。たぶん、本にかじりついて運動不足になる人たちのために、下らないジョークをたっぷり織り込んで目方を増やしてあげているのだろう。ちくま文庫漱石全集第2巻も読んでいるが、なにしろ経済の方が遅々として進まないので、時間をかけることができない。
 久し振りに文章を書いたら、この程度のことでも骨が折れる。