本の覚書

本と語学のはなし

FXデビュー後記

 FX日記ではないので今後は一々記録する積もりはないのだが、夕べ、もう二回往復の取引をして、それぞれ16,000円と15,000円の利益を得る(昨日の本代は優に取り返した)。
 これは主婦が夢中になるわけだと思った。私が扱ったのは、カナダドル/円、豪ドル/円、ポンド/円であるけど、ファンダメンタルズなんて一切関係なし。チャートしか見ない。安値の底を打ったと信じたときに買い、高止まったところで売却する。こまめにストップ注文を入れて損失の可能性を少なくし、やがては最低限の利益を確定して行く。暇人ならではの単純な戦略だ。これだけで毎日コンスタントに稼ぐのは大変かもしれないが、リスクはかなりコントロールできる。
 問題はお金よりも時間の損失だ。気をつけないと中毒になる。睡眠時間もなくなってしまう。可能な限りFXの時間を決めた方がよいのだが、しかし決めた時間にチャンスがあるとは限らない。悩ましいところだ。売りから入る戦略を身に付けて、円高に向かう局面にも対応するべきか。まだまだ勉強が必要である。


 十分な研究もせず見切り発車をしてしまったFXだが、一つメモ代わりに、最低限おさえておくべきことを。
 対円で言えば、1万通貨購入すると、0.01ポイントが100円になる。通常買値と売値の間には0.05ポイントくらいの開きがあるので、売買手数料が無料の場合でも、スタートは-500円くらいから入ることになる。0.06ポイント動かなくては利益は出ない。
 私は今のところ、多くて10万通貨まで。この場合、0.01ポイントが1,000円なので、スタートは-5,000円くらいから。
 当たり前すぎるのか、私が読んだ入門書には書いてなかったと思うけど、これが頭に入っているかどうかだけでも、だいぶ違う。