本の覚書

本と語学のはなし

道元本ほか


 仕事帰りに電気屋に寄り、電子辞書用のケースを購入。今は宝の持ち腐れ状態だが、春以降、電子辞書が活躍するだろう。『リーダーズ』『リーダーズ・プラス』『ジーニアス大辞典』などなどが詰まっているのだ。
 学生時代はいつも英独希羅の辞書や文法書を持ち歩いていた。かばんが肩に食い込んでいたものである。


 駅ビル内の本屋に行き、入荷した道元全集を受け取る。


★『原文対照現代語訳・道元禅師全集 第14巻 語録』(春秋社)
伊藤和夫『英文解釈教室 改訂版』(研究社)
★若林秀樹『ヘッジファンドの真実』(洋泉社


 新しい道元全集が刊行され始めたのは、1999年10月。全17巻の内、今回の『語録』がようやく9冊目。遅延の原因は『正法眼蔵』の担当者にある。『正法眼蔵』だけで9冊になる予定なのだが、1巻が2002年10月、2巻が2004年4月、3巻が2006年10月。そこで中断して、最新刊は『語録』だ。『正法眼蔵』の担当者は大家なのだけれど、相当高齢である。無茶な人選だったのではないか。普通に考えれば、このペースでは完結しない。別の人が引き継がなければいけないだろう。
 『語録』に収められているのは、「普勧坐禅儀」や「学道用心集」「真字『正法眼蔵』」など。


 高校時代の英語の勉強は、文法を一通り学んだ後に、『基本英文700選』(駿台文庫)を暗記しようと努め、息切れを起こしながらも『英文解釈教室』(研究社)を読み通したことに尽きる。
 久し振りに『英文解釈教室』を見ると、そんなに難しくはない。高校時代の苦労が嘘のようだ。当時より少しは前進しているらしい。しかし、頭の整理に、いずれもう一度読み返してみたい。


 大型スーパーの有料駐車場に車を停めていたので、そこでも買い物。


★根井雅弘編著『わかる現代経済学』(朝日新書


 そこのカルチャーセンターのパンフレットを貰ってくる。あまりいい英会話教室はないようだ。