本の覚書

本と語学のはなし


 本屋がどんどん潰れていく中で、売り場面積県内2位という本屋ができたので、代休を利用して行って来た。
 場所は駅裏のビル内。大手スーパーが撤退して以来、長らくテナントが入らなかった所である。4月以降の散歩の目的地となりうるか検証するために、片道30分の道のりを歩いてみた。
 まあしかし、予想はしていたけれど、広いだけという印象だ。大半は雑誌売り場である。哲学の棚を見る限り、並べ方はまるで素人だ。論理学と倫理学の区別すらついていない。一番残念なのは、洋書が少ないこと、洋雑誌を扱っていないこと。
 散歩の足は図書館へと向かうことになるだろう。


★杉山敏啓編『金融の基本教科書』(日本能率協会マネジメントセンター
★井堀利宏『図解雑学 マクロ経済学』(ナツメ社)
★嶋村紘輝・横山将義『図解雑学 ミクロ経済学』(ナツメ社)
★門脇仁『ポケット図解 環境問題の基本がわかる本』(秀和システム
池田清彦『環境問題のウソ』(ちくまプリマー新書


 基本的な本ばかりを購入。一応、開店祝い。
 店員の中に、以前駅ビル内の本屋で働いていた人がいた。勝手にパリジェンヌのような人と思っていたのだが、特別に美人ということではなくて、全く違和感なくパリに住むことができそうな雰囲気の顔立ちなのである。引き抜かれたのだろうか?


 駅ビル内の本屋にも寄ってみる。
 昔は大きな本屋だったはずだが、今となっては狭苦しい感じさえする。


★Raymond Chandler『The Long Good-bye』(Penguin Books)


 アマゾンより魅力的な何かがなければ、もはやわざわざ本屋に足を運ぶことはないのではないか。