本の覚書

本と語学のはなし

『最新 小さな会社の総務・経理の仕事ができる本』


◎『最新 小さな会社の総務・経理の仕事ができる本』(日本実業出版社
 どんな仕事があるのかざっと確認しただけ。経理については、また簿記の本を読んでみることにした。
 今日は施設の面接。結果は1週間後だが、前向きに考えていると言うし、理事長秘書としての役割も大いに期待してくれているようだし、7月までは塾との兼ね合いでフルには働けないことも理解してくれたし、楽しい面接であったと言うし、かなりの好感触だ。
 実務をこなしながら、数年後には介護福祉士やケアマネージャーの資格を取ることも求められている。半分は事務員だが、半分は介護職員でもあるのだ。このままここに就職してしまっていいのかという気もしないではないが、他に選択肢があるわけではない。この世界をディープに掘り下げてみよう。
 帰り、ガストに寄ってコーヒーやコーラを飲みながら、ユルスナールの『東方綺譚』を読む。


 土曜日の塾のクラス授業が一つ減ることになった。もともと1人しかいなかったのだけど、部活の都合で昼から夜のクラスに移ることになったのだ。おかげで3時間も空き時間ができてしまう。外に出て、近くの市民センターで介護の本でも読んでようかな。
 来週あたり夏期講習以降の勤務希望のアンケート用紙が配布されると思うのだが、施設から採用通知を貰ったら、早速「勤務できない」にまるを付けて提出しようと思う。

小さな会社の総務・経理の仕事ができる本

小さな会社の総務・経理の仕事ができる本

  • 作者:安田 大
  • 発売日: 2011/05/14
  • メディア: 単行本

『Daisy Miller』


Henry JamesDaisy Miller』(Penguin Classics)
 デイジー・ミラーはアメリカそのものを体現したような女性。ヨーロッパを旅する彼女を、ヨーロッパに長く住むウィンターボーンの視点から描く。果たして彼女の奔放な行動はイノセントなのかどうか。

 Winterbone offered no answer to this question ; but he presently said, ‘You were right in that remark that you made last summer. I was booked to make a mistake. I have lived too long in foreign parts.’ (p.64)

 ウィンターボーンはこの問いには答えなかった。しかし、しばらくして、こう言った。「伯母さまが昨年の夏におっしゃった通りでした。ぼくは過ちを犯す運命だったのです。外国生活が長すぎましたから」(p.126)


 アメリカ的なものとヨーロッパ的なもの(あるいはヨーロッパに住むアメリカ人がまとうヨーロッパ性といったようなもの)の対比と、その間での揺れは、ヘンリー・ミラーの中で幾度も姿を現すテーマとなるようだ。


 英語の本にも付箋を付けなくてはいけない。いろいろ引用したい部分はあったのだが、今からそれを探す気にはなれない。

Daisy Miller (Penguin Classics)

Daisy Miller (Penguin Classics)

  • 作者:James, Henry
  • 発売日: 2007/12/18
  • メディア: ペーパーバック
【参照した翻訳】