君、召し寄せて、「昨日待ち暮らししを。なほあひ思ふまじきなめり」と怨じたまへば、顔うち赤めてゐたり。(『源氏物語』帚木16) 顔を赤らめたのは、空蝉の弟で、文使いとして源氏に召された小君である。この場面、源氏と小君の男色関係を匂わせていると取る…
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