本の覚書

本と語学のはなし

2011-02-02から1日間の記事一覧

枕草子「下衆女」

をかしと思ふ歌を草子などに書きておきたるに、言ふかひなき下衆のうちうたひたるこそ、いと心憂けれ。(290 をかしと思ふ歌を) おもしろいと思う歌を帳面に書きつけておいたのに、お話にもならない下衆女が、その歌を気軽に口にしたのは、とてもいやなもの…